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米新規失業保険申請の増加と株価の関連性について。

 こんにちはKeiです。

 先週の米新規失業保険申請件数は5月上旬以来の大幅な増加となりました。具体的には、前週比2万件増の24万3000件となり、予想以上の増加となりました。この増加は、労働市場の軟化を示唆する新たな証拠となりました。

新規失業保険申請件数は、失業者が初めて失業保険給付を申請した件数を集計した経済指標であり、主に米国の雇用情勢を示す指標として用いられます。新規失業保険申請件数が増加するということは、失業者が増加していることを表しており、米国の雇用情勢の悪化を意味します。

この新規失業保険申請件数の増加は、株価にも影響を与えます。新規失業保険申請件数が増加すると、雇用情勢悪化・景気低迷との見方が強まり、リスク資産である株式は売られやすくなり、株価が下落することがあります。反対に新規失業保険申請件数が減少すると、雇用情勢改善・景気回復との見方が強まり、景気が良くなると株式等のリスク資産に資金が向かいやすくなるので株価は上昇しやすくなります。

しかし、新規失業保険申請件数と株価の相関関係は必ずしも一定ではなく、その他の要因によって影響が変わることがあります。そのため、投資を行う際は、新規失業保険申請件数だけでなく、その他の経済指標や市場の動向など、多角的な視点から判断することが重要です。

以上のことから、新規失業保険申請の増加は、雇用情勢の悪化を示し、それが株価に影響を与える可能性があることがわかります。しかし、その影響は他の要因によって変わる可能性があるため、投資判断には慎重さが求められます。これらの情報を踏まえ、投資家は市場の動向を見極め、適切な投資戦略を立てることが求められます。

 今年のアメリカ大統領選の行方によって、アメリカ市場は上下するので、楽しみに待っています。おのおのがどちらに進むか考えて、先に投資先に仕込むか、情勢を把握してから動くかは個人の自由です。私は、どちらかが大統領になるか先を読んで投資をしています。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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