学校での居場所はここ
「私立高校」とかけまして、
「丘」と解きます。
その心は、
少々高いです。
#学費
#標高
中三の三女の三者面談に行ってきました。
#三が三つ #どうでもいい
この時期の面談で私立高校の受験校を決定し、出願することになります。
三者面談は、三女の希望で1学期に引き続き、妻ではなく自分が出席します。
娘曰く、妻が担任と対峙するとけんか腰になるから、だそうです。
要するに妻は三女の担任に対し、大きな不信感を持っているのです。
今の担任教師は、中二の時も担任でした。
その時の娘に対する対応があまりよくなかったというのが原因です。
三女は、中二の3学期から保健室、相談室登校です。
その原因の主なものは、友人関係です。
それと大勢と一緒に授業を受けることが苦痛なのだそうです。
そういう話を担任とすると、妻の場合はどうしても担任を詰めるように責め立ててしまうそうです。
娘からすると、そんなことで親と先生が対立してほしくないという気持ちがあるようです。
そして娘もその担任のことが嫌いです。
だから尚更こじれた関係になりたくないということもあるようです。
そういうことを頭に入れて自分が三者面談に挑みます。
挑むと言っても担任の話を聴き、事実確認をし、娘の意向も確認するというだけのことです。
淡々と成績のことを告げる担任。
「以前の希望では何々高校でしたが、今の成績なら問題はなさそうです。
公立高校もこのままで大丈夫でしょう。」
「はい、そうですか。ありがとうございます。
(娘に)これで決めるよ。」
あっさりと、あまりにもあっさりと進みます。
学力に関しては特に問題はないということです。
次に学校生活の話です。
ここからの方が大切な話かもしれません。
保健室や相談室に行くときの様子を話してくれます。
でも担任は正直言ってほぼその現場は見ていません。
保健室の先生から聞いた話に終始します。
それはそれで仕方がありませんし、こちらも期待してません。
きっと妻はこういうところに引っかかって詰めていくのだと思います。
というわけで担任の先生とは事務的な手続きの話を淡々と確認したところで、保健室の先生が在室か尋ねます。
運よく在席中ということで早速保健室へ娘と向かいます。
そこで初めて保健室の先生と会うことができました。
娘が普段どこにいて、どんな様子なのか。
同じような保健室、相談室登校の子達とどのように接しているのか。
修学旅行では娘と同行してくれていたので、お昼ご飯やお土産屋さんでの様子についての話などを聴くことができました。
今まで聞けなかった情報がいっぱいです。
そしてここでの娘の表情が先ほどまでのものと大きく変わり、嬉しそうで、ちょっと恥ずかしそうで、ずっとニコニコしていることに気付きました。
今の娘の学校での居場所はここなんだな。
先生との関係も良好なようで、「受験校は決まった?」の問いにも元気よく「はい!」と答えています。
保健室の先生は「わざわざご丁寧にありがとうございます」と恐縮していました。
いえいえこちらこそですよ。本当に。
紛れもなくこの先生のおかげでつまらない学校生活が、少しだけでも楽しいものになっているのです。
三者面談よりも有意義な時間だったかもしれません。
卒業式まであと2か月と少し。
その間に入試という大きなイベントがあります。
少しでも学校での楽しい思い出ができますように。
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