ハンコを押すこと

「ハンコ」とかけまして、
「川平慈英さん」と解きます。
その心は、いーんです!
#ムムムッ

世の中からハンコを押す機会が減っています。

デジタル社会の拡大に伴い、各種申請や届出の電子化が進み、じわじわと押印機会が減りつつあったところ、約2年前、当時の河野太郎行政改革担当大臣が強力に推し進めた「脱ハンコ」がさらに加速させました。

この「脱ハンコ」推進により、行政手続で今まで必要とされていた本人確認用の押印が9割以上も廃止されることになりました。

国のこの動きに地方も追随し、もちろん自分のところも押印の見直しを一気に進めました。

まずはお客さんがハンコを押す機会がほぼなくなりました。
昔は、役所に行ってハンコを忘れたら何もできず、取りに帰らないといけないこともありました。
こういうことがほぼなくなったのです。

この「脱ハンコ」の目的はもちろんこれだけではありません。
電子申請の推進が一番の目的です。

対面、書面による手続きを減らし、いつでもどこででも手続き可能なネットで完結できるようにすることが目的です。

まずはハンコをなくし、次は電子申請の促進です。

ハンコをなくすのは、法令整備などがほとんどなので、実はそんなに難しいものではありません。
しかし電子申請の方になるそう簡単にはいきません。

今まで紙でやっていたものをすべて電子にするには、様式からプラットフォームからと新しく整備しないといけないものが、ハンコをなくす作業に比べて物理的にも飛躍的に多くなります。

多額な費用も必要です。

さらに次は、「決裁」などの内部手続きと、こちらから発出するもののハンコをなくすことです。

今までハンコに慣れていたおかげで、これが逆に面倒くさくて難しいのです。

決裁も電子でできる環境にはあるのですが、まだまだ抵抗のある職員もいます。

個人的には「ハンコ」は大好きです。
過去に「篆刻」にハマっていた時期もありました。

でも、それとこれとは別の話。

そもそも100円ショップで買えるハンコが、本人確認の証拠になるなんて不思議な話です。

これからハンコはなくなっていくのかな?

今はまだ「実印」があり、これと「印鑑証明」で公的な本人証明になります。
「本人の顔」と「運転免許証」や「マイナンバーカード」で本人確認はできます。

これも将来的にはブロックチェーン、NFTの技術で何か別のものになるかもしれません。

でもハンコそのものは残っているとは思いますが。

※今日の筋トレ
背中。ジムが混んでてできないものも。ちょっと物足りない。
1 デッドリフト
100 × 6  4セット
2 ロウ (マシン)
80 × 10 3セット
3 ベントオーバー・ロー(ダンベル、片手)
27.5 × 15 4セット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?