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30男が「ストーンズ」いいなと思った話(vol.2)

いいぞ、ストーンズ。らしからぬ感じがして。


あ、こっちのストーンズの話です、SixTONES。
ジャニーズの方です。

以前もSixTONES、いいなって話をしたんですが。

今聴いても『NAVIGATOR』はいい。
曲はもちろんなんですが、ミュージックビデオについても、洋楽のMVが思い浮かぶような感じ。最初に観たとき、アリアナ・グランデの『no tears left to cry』のMVを思い出しました。

更にはこの曲、フジテレビの深夜枠アニメのオープニングテーマになってたんですね。つい最近知りました。アニメ主題歌に、ジャニーズのグループの楽曲が使用されることもなかなか無いですよね。重ねてスゴいなと思ってます。

で、今回は再度この曲を褒めたいのではなく。
最近リリースされたアルバムの収録曲、『うやむや』です。

YouTubeでたまたま発見して、サムネイルを見てまず驚き。
え、アニメーション・・・・・・?
このMV、全編イラストのアニメーションなんです。アニメーションの展開とともに歌詞が流れてくる構成で、本人たちは一切出演せず。

ジャニーズのグループのMVといえば、「本人映像」のイメージが強くて。自分の中では、本人たちが出てこそジャニーズのMVっぽいというイメージさえありました。
だからこそ、今回のMVはとても新鮮で、いい意味でかなり裏切られた感じで。逆にこれまで、ジャニーズのグループのMVで全編アニメーション、かつ本人たちを感じさせる要素が出てこないものって、あるんでしょうか・・・・・・?

楽曲自体ももちろん良いもので。ピアノが際立つメロディで、例えがたいですが、今の流行をしっかり捉えたものなのかなと思います。
流れてくる歌詞を見ていると、このMVがアニメーションで良かったなと感じる部分もあるんです。
というのも、歌詞自体は(悪い意味でなく)SixTONESに合ったものという感じで。このMVが本人映像だと、良くも悪くも「ジャニーズのグループの楽曲」というイメージが、強く出たんじゃないかなと思うんです。今回SixTONESを知らない人でも、アニメーションのサムネイルを見てMVを観てみた人がいるんじゃないかな・・・・・・。

SixTONESのファン、ジャニーズ好きな人たちから言わせると、本人たちが出演してこそのMVなのかもしれませんが。こういうアプローチで初めて、SixTONESの楽曲に触れる人がいるかもしれない。そう思うと、この『うやむや』という楽曲、実はめちゃめちゃいい試みなんじゃないですかね!?

調べてみると、アルバムの通常版のみに収録の楽曲のようですね。

もしかしたら、そういう楽曲だから今回のようなMVが出来たのかもしれない。
逆に、ファンからしてもいい取り組みなんじゃないかなと感じたり。本人出演がないMVの楽曲は、ライブだとどんな感じになるのか。MVの無い曲とは違って、アニメーションのMVだからこそ想像が膨らむところもありますよね。

まぁ格好良いわ、珍しいわ、新しいわで。SixTONES、つい楽しみになってしまうグループです。
これからも「らしからぬ」取り組みをしてもらいたいなぁ。新しい、今までにあまりなかったような展開を期待しています。

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