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友だちとの集まり方

福岡市の中心部の屋外イベントは、開催状況が低調らしい。
収益が見通せないことと、集団でもしものことが起こった場合に批判を免れないことが、要因として挙げられている。

自分は大きな催しをする側ではないけれど、個人のレベルにおいても共感できる。
一人で街中に出たり、買い物に行ったり歩いたりは、ペースが以前に近いくらいに戻ってきた。でも、友だちと食事をしたり、遊んだりということは、今のところまだしていない。
覚えている限りで最後にそういうことをしたのが3月末。半年以上、誰かと集まったり、遊んだりを控えているのだ。

やっぱり友だちを誘うとなると、万一のことを考える。もちろん何も対策をしないということは無いし、誘われた側もそうだと思う。でも不安要素がなくなることはなく、ネガティブなことを挙げだすと腰は重くもなる。
個人レベルでそうなのだから、大々的にイベントを行う側の不安は、この比じゃないだろう。

仕事帰りに駅前の広場を見ると、クリスマスマーケットの準備が進んでいた。それぞれの飲食物などを販売するスペースが、どんどん組み上がっていく。店が立ち並ぶ姿は、例年と変わり無さそうに見えた。

準備が進む広場を見て、いつもは「楽しみだな」「今年ももうそんな時期なんだな」と感じる。
今年はその思いの片隅に、イベントが行われる期間と、どのようにしてイベントが行われるのかという疑問が頭をかすめた。「イベント」と聞くだけで楽しみな気持ちだけじゃなくて、ちょっとした心配も同時に出てくるのは、今の特徴なんだろうな。

お盆と年末年始に集まっているいつもの友だち。夏に集まることはなかった。年末年始はどうするのかな。
いつも第一声は「いつが空いてる?集まって飲み食いしよう」なんだけど、今回は「集まるの大丈夫そう・・・・・・?」の確認から入りそうだ。

心配して、安全な方に進めていくのは大事。不安が拭いきれない限りは、大手を振ってというわけには、まだまだいかないのかな。
とは言え、気をつけながら、友だちと集まって楽しむことは、徐々にできたらなと思う。

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