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『あなたはあなたが使っている言葉でできている』

ゲイリー・ジョン・ビショップ、 高崎拓哉 著

なんだか啓発系の本ばかりが多い気がするのですけど、それはAmazon Primeで読めるものを読んでいるからですね。
そろそろ読みたい本も読めるようにUnlimitedに昇格した方がよろしいころ合いかもしれません。

▼ハイライト

・実は人間の一番の話し相手は自分自身なのだ。 頭の中は、誰にとっても「心地よい」プライベートな空間だからだ。

・研究によると、人間の頭には1日5万以上もの考えが浮かぶそうだ。私たちはいつも、自分に対して頭の中で「そんなのは違う」とか、「負けるもんか」とか言いながら生きている。 頭の中に自動的に浮かんでくる思考にはほとんど無反応なのに、自分が重視する思考には過剰に反応する。

・どう表現するかで自分が置かれた状況のとらえ方や感じ方は変わってくるし、人生の過ごし方や、さまざまな問題への対応の仕方もずいぶん違ってくるということだ。

・人間の感情の大部分が思考から生み出されているのなら、感情をコントロールするには思考をコントロールすればいい。もっと言うなら、心の中で思い描く文章、つまり自分との会話に使う言葉を変えればいい。そもそも感情はそこから生まれているのだから。 ─アルバート・エリス(アメリカの心理学者)

・人間は常に理性的なことを言ったり、やったりできるわけではないのに、私たちはみな、自分がいつも理性的だと思い込んでいる。ちょっとしたネガティブな会話からも悪影響をこうむって、ネガティブな感情が呼び覚まされていることに気づいていない。

・ネガティブな声は人生の大敵だ。「大変だ」と自分に言うほど、本当に大変な気がしてくる。 残念ながら、私たち人間はそうした自動思考を常に耳にし、ネガティブな声が頭の中で鳴るのに慣れている。そうした思考の影響に気づかないまま、頭の命じるがままに行動している。

・話し方が影響するのは、その瞬間だけではない。話し方はその人の無意識に入り込み、身体の一部になって、のちのちの思考や行動も変えていく。


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