#11 超個人的、マネジメントの本質

あくまで営業会社という前提で話を進めるのですが、売れている人が出世してマネジメント業務を行うのが一般的だと思います。
ただ、中々うまく行かない時がある。プレイヤーとしては優秀だったが、マネージャーになった途端に売れない。

マネジメントスキル、プレイヤーとしてのスキル、個人的には、似て非なるものだと思います。極端にプレイヤーとしてのスキルが高くなくても、マネージャーとして、優秀な成績を納める事は可能だと思います。

では、何が出来る人はマネジメントスキルが高いのか。色々考え、2つの能力が必要だと感じました。よく本などに書いてあるんだろうな〜という内容なのですが、実体験から導き出した答えのため、ある程度信憑性があるかと思います。

①部下の責任を、迷う事なく背負えるか

自分の部下がなにか問題を起こした際に「俺の指示じゃないし!」と責任転嫁するマネージャーがいます。
完全にアウトだと思います。部下の行動は自分の行動、というレベルで把握し、何かあった時は「迷う事なく」責任を取る。少しでも言い訳をしようものなら、部下の気持ちは離れてしまうと思います。

②信頼関係があるか

宗教的な感覚に近いです。
極論、これがあれば、何を言っても部下は聞く耳を持って指示を実行すると思います。指示の内容が的確であるか、というよりも、「この人のいう事なら間違いない。やろう」と思わせられるだけの信頼があるか。日々の何気ない会話で、相手を観察して信頼関係を構築するのも一つの手ですし、毎日のように飲みに行き、プライベートまで入り込み、言いにくい事もズバッと言える友達のような間柄になるのも手だと思います。ツールは様々ですが「あなたのことをちゃんとみているよ」というメッセージ発信が重要かと思います。

どれだけ円滑なコミュニケーションを部下と取れているか、に集約する気がしています。部下も人間ですし、そんなに馬鹿ではないです。うまくコントロールしようなどとは思わず、一人の人間として、しっかりと向き合う事が重要ではないでしょうか。

ニコラス

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