コロナウイルス スポーツ観戦は大丈夫?
中国での流行から日本でも感染者が出始めたコロナウイルス。
感染しないためには人混みを避けることもひとつの対策ですがスポーツ観戦を趣味にしている人にとっては避けようがありませんね…
コロナウイルスとは
コロナウイルスと言っても種類は様々です。
日常の風邪の中にも厳密に言うとコロナウイルスと言われるものもありますし、2002年頃に流行したSARSも「重症急性呼吸器症候群コロナウイルス」です。
今回流行している物は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」となります。
症状としては簡単に纏めるとこんな感じです。
①肺炎を起こす
②体が肺へ大量の免疫細胞を送り込み組織を修復する
③しかし稀に暴走し、あらゆる組織を破壊してしまう
④肺は更に損傷し、呼吸器不全に至る
このような形で最悪は死に至ります。体の免疫細胞が暴走することにより結果的に体を傷つけてしまうということです。
各国の感染者数(2月21日時点)
中国:75465
韓国:104
日本:94
中国が断トツなのはわかりますが内訳を見ると湖北省が62662人と断トツです。(上海市:333 北京市:395)
ちなみに2月21日に新たに感染した人は上海では1人とのことです。湖北省以外では今は日本と変わらない感じでしょうか。
但し、徹底的に対策をしている中国と日本を比べるのもおかしいかも知れませんがね。
スポーツ観戦時の対策
人が集まるところにはいかないというのも感染を防ぐには有効な手段ですが、スポーツ観戦ではそうはいきません。
具体的にどうするかというと下記の点に気を付けるべきではないでしょうか。
・スタジアムに着いた際の手洗い
・手洗い後はペーパータオルを使用
・マスクの着用
・アルコール消毒
・点が入ったときのハイタッチの自粛
最後まで引っ張っておいて結局それかよってなるかもしれませんが、本当に手洗いが一番大事です。
手洗いすることによって単純に手に付着しているウイルスを洗い流せるわけですからね。
うがいもよく言われますが、スタジアムでうがいをするのは現実的ではありません。
ペーパータオルについては通常のハンドタオルだと拭き取った菌がタオルに付着したままになってしまいます。その為、ペーパータオルの方がベストです。
マスクについては転売が問題になった際、効果がそれほど大きくないという話もありましたが人混みだと別です。普段と違い多くの人と接しているわけですからマスクの着用がベストです。
アルコール消毒ですが、そもそも何でアルコールで消毒できるのか調べてみました。
簡単に言うとアルコールが細菌の中に入り込み生物に必要な仕組みを壊すからです。アルコールにはタンパク質の性質を変化させる働きがあり細胞の中に入り込んで中の器官を変質させ細胞は死に至ります。
点が入ったときに隣の人とハイタッチしたりしますが、それも自粛すべきではないでしょうか?
気にする人と気にしない人がいますが、自分からはやらないというのが大事かと思います。
隣の人がどんな衛生管理をしているかはわかりません。
しかもハイタッチって断りにくいじゃないですか…
これらのことを実施した上でスポーツ観戦を楽しむべきではないでしょうか。
最後に
中国のサッカー界ではリーグ戦が無期限で延期されています。中国本土のリーグ戦延期はやむを得ないにしても、Jリーグについても無観客試合等が発生するかも知れないと言われています。
屋外より室内に人が密集したほうが感染率は高いので、札幌ドームを本拠地とするコンサドーレ札幌はチケットの発売延期を決定しました。
ドーム球場を本拠地としているプロ野球チーム、B.LEAGUEも注意が必要ですね。
とは言え、中止にまで今の現状でするのはやり過ぎです。自分の身は自分で守る。これを念頭に置いてスポーツ観戦を楽しみたい物です。