これは狭心症の発作か？【その症状，原因，対処】

２０１９年９月６日，佐渡総合病院にて，
心臓の冠動脈のカテーテル手術を受け，命拾いしました。
診断は急性冠症候群。いわゆる心筋梗塞です。

現在，毎朝数種類の薬を飲んでいます。
そして，毎朝の薬とは別に，
頓服薬＝心臓の具合が悪くなったら飲む薬として，
「ニトロペン」が処方されています。

２０２０年１月１２日の午前４時頃，
退院後初めて「ニトロペン」を飲みました。

退院して３ヶ月，無理をしたり，寒かったりすると，
心臓の周りが嫌な感じだなということは日々あったのですが，
この日に限っては，いつもと違う違和感が胸の辺りにこびりついていたのです。
心臓の周りが・・・・
モヤモヤぁぁぁ？
ギュワァ？
もう，何て言ったらいいのかわからないんです。

痛いのか？

と聞かれると，痛くはないんです。

苦しいのか？

と聞かれると，苦しくはないんです。

「ニロトペン」は狭心症の発作に対処する薬です（以下：ニトロ）。
狭心症の症状は，

心臓の栄養血管である冠動脈が、何かの原因で狭くなると、心筋に送り込まれる血液が不足し、心筋が酸素不足に陥ります。そのために生ずる胸の痛みが｢狭心症の痛み｣です。

私が２０１９年９月入院したときの感覚が，
まさに｢狭心症の痛み｣なんでしょう。
大胸筋から肩にかけての全体をアイアンクローされているような
ギューーーーっていう痛みです。

２０２０年１月の今，私が感じているこの感じは
果たして狭心症の症状なのか？
ニトロを飲むべきか？
と，布団の中でずっと葛藤していたのです。

痛みは圧迫感、絞扼感、灼熱感などと表現されます。痛む部位は前胸部、みぞおち、肩、頸などです。歯や喉が痛むこともあります。痛みの続く時間は短く、多くは数分までです。

「絞扼感」って何？

「胸が締め付けられるように痛い」「なんとなく胸が重たい感じがある」という胸部絞扼感（こうやくかん）

「なんとなく胸が重たい感じがある」はあるかなと。

このまま死ぬのか？
死ぬのは嫌だ。
怖い，ほんとうに怖い。
また手術か？入院か？
仕事はどうする？また穴をあけるのか？
こんな時間に救急車を呼んだら騒ぎになるよな…。

そんな不安と恐怖によって，さらに胸がおかしな感覚になってしまいます。

これはメンタルのせい？心臓のせい？

もうなんだかわからなくなってしまいました。

とりあえず，ニトロを飲みました。
なんとなく落ち着いたような感じがしました。

プラシーボ効果？ほんとに効いてる？

いずれにせよ，私は今生きています。
この記事を書いているのですから。
胸の感覚も「まあまあ」です。

こんなピンチになった原因として考えられるのは，
この日の過ごし方に無理があったということです。

昼に寿司を１３皿食べ，

腹一杯の状態で，
エアロバイクを３０Wの強度で８０分漕いだことだと推測します。

３０Wはゆるゆるです。
汗もかかないし，ドキドキもしないエアロバイクなんですが，
心臓にとってはきつかったのではないでしょうか。
今の心臓ではキャパオーバーだったのでしょう。

しばらく運動は禁止ですね。

自分では無理をしていないつもりでも，
心臓には無理をさせているということがあるわけです。

「息をしていることが，生きていること」
これがすべてです。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。