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essay

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創作に昇華しきれてない心の機微たち。
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#日記

やっぱり死ぬ勇気は出ないもので

それが勇気と思ってる時点で死ねないんだろう、考える余裕があるんだからね。 思い過ごして幾…

Shiori
2年前
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死ねなかった続きはもう余生だけど

「おめでとう」の5文字だって、その一瞬でも想ってくれたことがとても嬉しく有難い。ましてや…

Shiori
3年前
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これまでの10年とこれからの10年

小学生の頃、道徳の授業が嫌いだった。「自由な考えで」とうたいながら求められる正解があるこ…

Shiori
3年前
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成人式を迎えても、私たちまだ大人じゃなかった

何が正しいかも解らないし、誰かを非難したり傷つけたりしたい訳でもない。ただ、思ったことを…

Shiori
3年前
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すてる、

すぐに引っ越す予定は無いが、本や服を断捨離している。 スペースを空けたい。持ち物を減らし…

Shiori
3年前
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さびしいと言わんばかりのヒガンバナ

「多種多様な生き方を認めて欲しい」と声が上がる世の中、終え方だってそう在っても良いはずな…

Shiori
3年前
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占いに心を売らない気分

占いの類を視界からあえて外している。 昨年末から今年の頭、不安なことが続き、占いをよく見ていた。実際に対面で占ってもらったりもしたし、webの星座占いなんかもチェックした。フジテレビ系列「突然ですが占ってもいいですか?」もよく見ていた。 導いてくれる言葉が欲しかった。従って楽になりたかった。 そこからの心境の変化のきっかけは未知のウイルス。 どんなに考えて準備をしても直前でダメになることがままあり、またこれまでなら伴ってきた結果もついてこない事態に直面した。やり方を変

赦すか赦さないか自分で決めてるのに

空きゆく秋 9月、束の間の東京。電車内で目についたのは、ずらりと並ぶ素足の爪先。秋の概念が…

Shiori
3年前
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ととのえないよ、湿度では

深夜ひとりの事務所で 久しぶりに最後の一人になった。事務所を閉めてエレベーターに運ばれな…

Shiori
3年前
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いいひとから連れていかれてしまうなら、優しくないままでいいよ

いいひとが早く亡くなってしまうのは、神様が連れて行ってしまうからだと聞いたことがある。神…

Shiori
3年前
18

十三年経て饒舌な祖父の夢

高校生の頃に亡くした祖父は、夢に現れても言葉を発することは無かった。ただ、病魔に蝕まれる…

Shiori
3年前
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クリームソーダのチェリーみたいに

悩みや悲しみに暮れる人へ、絞り出してでも言葉を贈るのが正だと思っていた時代があった。狭苦…

Shiori
4年前
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本当は違うことを書こうと思っていた

俄かには信じ難い出来事に感情がついていかず、とは言え少しずつ言葉が出てくるのだから、ファ…

Shiori
4年前
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心の侭に認めて

認めると書いて「したためる」。ただ「書く」よりも丁寧さが込もるニュアンス。 忘れたいことも言葉にしてしまえば見る度に思い出してしまう。綴った記憶でより鮮明に残ってしまう。だからこそすぐ消すとしても呟かない方が自分の為だし、逆に忘れたくないことは少し辛くても文字を連ねた方が良いと思える様になった。心と目の両方で記憶を補完し合ってくれるから。 それは日記でもエッセイでも良いし、あえて心の距離を取って第三者目線の小説や歌詞にしたって良い。記憶を整理して想い出にすれば少し美しくな