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未来を拓く!子供の発想力

誰もが生まれながらに「クリエイティブ」、創造力で溢れています。
特に子供たちの目には、まだ無限の可能性が広がっており、固定概念や先入観に縛られず、自由に発想を巡らせることができます。たとえば、彼らにとってのダンボール箱は、ただの箱ではなく、自動車の運転席やお店のカウンター、あるいは秘密基地として使われます。

近年、AIの発展により、多くの定型的な仕事や知識中心の仕事の価値が低下してきました。しかし、AIには限界があり、顧客のニーズを満たすような新しい製品開発、サービスの発想は得意ではありません。これからの時代、子供たちがAIと共に生活していくためには、「新しいものを創造する力」や「発想する力」をもっと伸ばしていくことが求められるでしょう。

発想力は、日常の中でのちょっとした工夫でも高めることができるようです。心理学の研究によれば、カフェやレストランなどの賑やかな環境の方が注意が分散されるため、新しいアイディアが湧きやすくなるそうです。公園で散歩したりシャワーを浴びたりなど、適度に体を動かしながら考えることもアイデア発想力にはプラスに働きます。

このような発想の方法を、子供たちは自然な形で取り入れています。遊びながら、動きながら、新しい環境や状況に適応していきますよね。ですので、「常識を知る」は確かに社会で生きていく上で必要なことですが、それが子供たち独自の発想を制限するのは避けるべきだと思います。ユニークな考えや行動を認めることができれば、もっと子供たちの発想力を伸ばすことができると思っています。

一方で、大人になればなるほど、経験や知識、論理的思考の面は優れていきます。心理学の研究によれば、複雑な問題の解決や長期的な計画立案の能力が高まっていくそうです。経験や知識が年月を経て蓄積され、私たちの思考や判断を形成しているからです。

子供たちの自由な発想と大人の経験や知識は、それぞれ異なる価値を持っています。したがって、これらの異なる強みを組み合わせることで、新しい視点やアイディアが生まれると思います。そして、異なる年代や背景を持つ人々との関わりは、私たちの学びや感じることをより豊かにしてくれるでしょう。次回は、「異年齢との関わりの重要性」について書いていきたいと思います。皆さんの新しい学びや発見につながれば幸いです。


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