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Vail Dance Festival "Dancing in the Park"

今回のコロラド州Vailの旅。私が何よりも心待ちにしていたのは、Vail Dance Festivalでした。パンデミック前まで、毎年夏休みは日本の家族に会うために帰国。残念ながら今年の渡航は、隔離期間、家族への感染リスクなどを考えて、延期することにしました。海外への渡航が難しいと選択肢は国内旅行。即座に今まで夢見ていたVail Dance Festivalが頭をよぎりました。

「パンデミック以降、初めて見る舞台公演!」

チケットを印刷し、出演者を確認したり、旅の準備は心が躍ります。昨年2020年3月にニューヨークがロックダウンしてから約1年半。旅の出発前は、色々な思いが込み上げて来ると共に、公演への期待も益々高鳴りました。

まずはVailのホテルに到着した初日。たくさんの観光案内のチラシやクーポンの横に、無料のVail DANCE 2021という雑誌がありました。雑誌にはVail Dance Festivalのスケジュールや出演者、作品情報などが細かく書かれています。

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Vail Dance Festivalは、
非営利団体The Vail Valley Foundationによって運営されています。
1981年に団体が設立されて以来、
Arts 芸術 Athletics 競技 Education 教育
この3つに焦点を置いています。
ダンスはArtsの部門になり、毎年Vail Dance Festivalが開催されています。

ではFestivalの様子を、写真と共にお送りしていきましょう!

まず初日は "Dancing in the Park" という野外公演を見に行きました。Villageからは少し離れたNottingham Park内のAvon Performance Pavilionという野外劇場です。この日はフィアデルフィアのコンテンポラリーバレエ団 Ballet Xの公演でした。

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チケットはなく、入場無料での公演。それぞれ観客がレジャーシートやアウトドアチェアを持ち込み、青空の下で鑑賞します。バレエ団の芸術監督 Christine Cox の挨拶後、ゆっくりと会場は静まり、公演が始まりました。

Ballet Xの公演を見るのは今回が初めて!

ダンサーの一人、Andrea Yorita の小柄ながらに体から溢れ出す力強い踊りは、ひと際目を惹きました。またレオタード一枚から頭に花輪を添えたハワイアンダンスの様なデザインの衣装まで。レパートリーも幅広く、あっという間に時間が過ぎていきました。

そして一番驚いたのが公演も半ばに差し掛かった頃。

一人の少女が観客席から舞台に近づき、
音楽に合わせて、自由に踊り出したのです!

その様子を見て他の子供達も次々と、、、
それぞれが思い思いに、音楽に合わせて体を動かし出しました。

短い動画ですが、その時の様子はこちら ↓↓


音楽に合わせて、自由に踊る子供達。
たくさんの観客を前にしながらも、周囲を気にしない。

ただ心のままに踊る。
そんな子供たちの姿は、何とも自然で温かい。

胸いっぱい、幸せな気持ちになりました。

帰り道は、公演の余韻に浸りつつNottingham Parkをお散歩。

トライアスロンのトレーニングの様な遊具があり、子供達が楽しそうに遊んでいました。

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次回はFestivalのプログラム中でも大人気の "International Evenings of Dance" 公演についてお伝えします!

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