学問のすゝめ

心穏やかでない私に…

母からのすすめ。この本に興味を持って、訳版と、解説版を持っているのに読破しきれてないことを知っていて、Amazonプライムで『100分de名著』を視聴できることを教えてくれた。

この『100分de名著』は、いい。

一番好きな回はアランの“幸福論”だった。

軽い気持ちでNHKから出版されている番組の書籍も購入したけれど、買ってよかった。そう思えるほど番組以上に知識、見解を深めることができた。

そして、本を薦め合うのは、いくら気心が知れていても、ちょっとしたギスギスを生みかねない危険性を伴うと思っている。(SNSで感想を書き、オススメするのとはちょっと違って。。) ニュアンス、伝わるかな?

この番組はその摩擦も生じさせることなく薦めれるような気がする。

伊集院さんが受け手としてそこに座り、感想を言ってくれる。その一つにでも共感できて、薦める相手もそれ共感できると知っている仲だと、お互いにブラッシュアップできる機会に出来る。

コロナ禍のはじめにリクエストで再放送されていたカミュの“ペスト”もそうだ。

議論するために各々読破する、話をするために読むスピードをコントロールしながら読むのは苦しいけど、同じ尺の番組を一緒にでも別々にでも観て話せるのがいい。

コロナ禍でもリモートでも全然問題ない番組だと思うし、末長く続けていってもらいたい番組です。


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