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#.5 カメラはマイクロフォーサーズとかAPS-Cからはじめようってお話。〜可愛い子には旅をさせよ〜


最近欲しいものがあり過ぎて夜も眠れません。


物欲という悪魔はいつまで俺を苦しめるんだ。。


みなさんこんにちは物欲沼にどっぷりと入浴中の中年かつひでございます🍵

みなさんは次に何を買うか決めてますか🫠?

僕はMr.貧乏人ですので、欲しいものは無限大だけど、、お金がないので永遠の自粛です。


さて今回のお題はといいますと、カメラを始めるならまずはマイクロフォーサーズから始めようぜ!という老害的なお話🤭

この世はZ世代、世の中は完全効率主義に変わりました。

もちろん僕も共感しています。

効率の悪い事はしたくありませんからね。

昔は立派な料理人になる為にはまず包丁を握らせず何年もの下積みをさせた。

厳しい修行の中で生き残った一握りの精鋭にのみ許される聖地の領域こそが板前の称号。

ここ日本には古くから精神論を重んじる文化がありました。

果たして良いのか悪いのか、頭の悪い僕には全く分からないのですが、今回はそんな精神論とは少し違った角度からお話していきたい。

改めて、カメラはマイクロフォーサーズから始めると後々幸せになるよ。というお話。


NIKKOR Z 50mm F1.8


とはいえ今はフルサイズカメラへの敷居は非常に低くなったと感じています。

それならば初めからフルサイズセンサーを使い込んだ方が合理的だし効率的だと言えます。

はじめから質の高いデータを残せるし、露出などの失敗写真も高い確率で補えますからね。

それでも僕はマイクロフォーサーズ、もしくはAPS-Cから始めた方が最終的にカメラという趣味を楽しめるのではないか?と思うのです。

少なくとも、自分の子供が今カメラを始めたいと言い出したなら、僕は迷わずOM-5みたいなカメラを買い与えるんじゃないかなぁ、、🤔

あ、SONY RX100シリーズでも良いかもしれません。

まずはそこから始めてほしいんです。


LUMIX S 50mm F1.4


僕自身OLYMPUSのマイクロフォーサーズからカメラを始めました。

これは今の僕にとって大きな財産となっています。

レンズ交換式カメラとしては小さ目なセンサーサイズのカメラを使う事で、"センサーが小さい" というハンデをどう克服しようとかと自分なりに工夫してきた経験が今の礎になっていると感じるんです。

とまぁ、こう言った努力の押し付けこそが老害であり無駄な努力と言われる所以かもしれませんが😅


NIKKOR Z 70-200mm F2.8



これからどんどんフルサイズセンサーがスタンダード化していく中で、それでも僕が、なぜ小さなセンサーサイズから始めて欲しいと思うのか、一番の理由は2つあります。
※一番が2つって🤭


まず小さなセンサーのハンデを身を持って体感してもらいたいから。

そして、カメラにハマると他のカメラを追加で欲しくなるはずだから、だったら初めの一台はサブ機にするぐらいの気持ちで考えていた方が気楽で良いんじゃない?って話です。

これなんですよね。



LUMIX S 24-105mm F4.0




まずセンサーサイズが小さい事のハンデを身を持って体感してもらいたいというマジで老害臭い話っぽく感じると思うのですが実際はそうじゃないんです💦

人間が陥り易い心理があるのでここに説明します。


例えばはじめからフルサイズカメラを購入してカメラライフを送るとしましょう。

はじめからフルサイズへ飛び込むぐらいの変態さんですから、おそらく脳内はカメラ馬鹿です。

四六時中カメラのことばかり考えていてカメラの情報を漁りまくっている事でしょう。

するとこんな情報も入ります。


『フルサイズに匹敵する程の描写力』

『フルサイズをも凌駕する性能』

『フルサイズと同等の高感度耐性』


この言葉に何度騙されてきたか、、。

僕がマイクロフォーサーズやAPS-Cを使っていた頃は、こんな神のお告げのような言葉にどれだけ勇気付けられてきたものか。


でもよくよく考えてみれば簡単に解ることなのですが、冷静になり考えてみてセンサーサイズの大きいカメラが、センサーサイズの小さいカメラより描写性能で劣るはずが理論上はあり得ません。

フルサイズもAPS-Cも同じ時期に発売された同世代のカメラであれば物理的に追い越すことなど出来るはずがないのですから。

匹敵や同等などの類似語は近いけど超えてはいないのです。

これはあくまでも個人的な偏見ですが、おそらく初心者が初めて選ぶフルサイズカメラというのは各メーカーのエントリーモデルが大多数でしょう。

だとすれば、同価格帯のマイクロフォーサーズやAPS-Cに置き換えるとそこはもうゴリゴリのフラッグシップモデルが並ぶ領域なんです。

センサーサイズが小さいという事以外は、ボディのクオリティやスチル動画の性能に関しては圧倒的に高いものになるのです。

これ悩みませんか?

情報では写りも同等だっていうし、、あっちは秒間40コマ連写できるのに僕のは秒間10コマかぁ、、、。

僕のは2400万画素だけどあっちは4000万画素かぁ、、しかも高感度ノイズが少ないって絶賛されてるし、、、。

時代は進化してるんだからもうフルサイズに拘らなくても良いのかなぁ、、。

こんなメンヘラのような心理に陥ります。

毎晩毎晩悩みます。

量販店へ行ってAPS-Cのフラッグシップモデルを手に取ってファインダーを除きます。

おそらくめちゃくちゃ見易くて驚くでしょう。

だってあなたのカメラはフルサイズだけどエントリーモデルですからファインダーは見づらいはずです。

APS-Cのフラッグシップモデルを手に取るとボディの質感の良さに驚くでしょう。

だってあなたのカメラはフルサイズだけどエントリーだから質感はチープです。

隣の畑は青く見えます。

でもそれってマイクロフォーサーズやAPS-Cの中身を知らないから悩むんですよ。

ボディの質感が良いのは事実ですが、ファインダーが見易いからといって写真や動画の優劣を決める物差しにはなりませんからね。
※でも見易さはとっても大事だけど

しかも家電量販店の店内でその辺をシャッターを切ったぐらいではそのカメラの能力は計り知れません。
※シャッターフィーリングの確認ぐらいに留めておいて🤭


SIGMA 20mm F1.4



なので情報ではなく自分で経験してさえいれば周りに左右される事はなくなります。

センサーサイズが小さくなると写真や動画にどんな影響を及ぼすのかという理屈が分かっていて自分の実体験として経験さえしていれば、今後のカメラ選びは非常に楽になるし何も怖くはありません。

大きなセンサーから小さなセンサーへ移行するのは勇気がいります。

はじめからフルサイズを使っていると、どれだけセンサーの恩恵を受けているかを感じ取ることは出来ないでしょう、だって小さいセンサーの領域を知りませんからね。

仮にセンサーダウンを試みるなら追加購入なら良いでしょう、間違えても完全移行など安易にしてしまってはいけません。

『あれ?なんか情報と違う』

『やっぱりフルサイズの方がノイズが無かった』

『なぜ真っ白に飛んでるの?』

こんなことになりかねません。


マイクロフォーサーズやAPS-Cからはじめている僕にとって、フルサイズカメラは絶対に手放せないという揺るがぬ思いもあるし、マイクロフォーサーズやAPS-Cのフラッグシップモデルを追加で欲しいなと思う余裕もあります。

僕みたいな貧乏人はフルサイズのフラッグシップモデルなんて買えませんからね💦 

しかもフルサイズセンサーのフラッグシップモデルってやはりガタイがデカくて持ち歩かなくなるのが見え見えなんですよね。。

描写性能は落としても高い性能が欲しいな、こんな時にセンサーサイズを落とすのもありかなと。


LUMIX S 24-105mm F4.0



続いては、はじめて買ったカメラはサブ機として使って欲しいということ。

はじめて購入するカメラってまだ何も分からない段階で購入するので、誰かに勧められた、とか、見た目が良かった、とか、予算がいくらだから、とかそんな感じで選びますよね。

仮に長い時間をかけて最大限慎重に選んだカメラだったとしても、カメラを続けているうちに撮りたい被写体が変わってきたりもします。

カメラは2台以上あった方が撮影のキャパが増えます。

便利になるし可能性が広がる。

だからこそ初めの一台は安物のフルサイズじゃなくて高級なマイクロフォーサーズ、APS-Cを買おうよ!と思う。

同じ20万円を出すならば、APS-Cとかマイクロフォーサーズでも良いからフラッグシップモデルを購入して、ファインダーが見易くてボディの質感が良くて、めちゃくちゃ高い性能を使いこなして、いっぱい写真や動画を撮りまくって、多くの知識や経験をあなたがあなた自身が手に入れた時、改めて自分の意思でフルサイズセンサーのカメラを買うと感動しますよ。

愛着が湧くと思います。

有り難みを知ります。

画質が綺麗です。

RAWデータのレタッチ耐性に驚きます。

ダイナミックレンジの広さに驚きます。


LUMIX S 50mm F1.4



だからこそ小さめなセンサーから始めましょう✌️


#LUMIX #Nikon #FUJIFILM #OLYMPUS #APS -C #

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