176 米求人件数減少、景気減速懸念から金利低下、ドル安、株安
2023年4月4日、2月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数(季調)は993万1000件だった。前月から63万2000件減少し、2カ月連続でマイナスとなった。米景気の急減速を示したと市場で受け止められ、金利低下、ドル安、株価下落。
前日には、ISM製造業景況感指数も弱く、弱い経済指標が続いたことで、米景気減速感が強まった。
パウエル議長が注目する求人失業者倍率(失業者1人に対する求人件数)は約1.67倍となる。(雇用統計では2月の失業者数は593万6000