見出し画像

387 米国雇用市場は依然堅調

今の米国金融政策は、非農業部門雇用者前月比増加数を10万人程度に抑制し、賃金の上昇を抑え、消費者物価を2%に抑え込むことだ。
雇用減少となると、景気後退になり、金利は低下、ドル安になるが、株価は下落。FRBも景気後退は望まない。雇用の前月比増加数が15万人以上だと、賃金の低下につながらないだろう。つまり、インフレ抑制は難しい。結局、ソフトランディング(景気後退を伴わずにインフレが鎮静化すること)の為には、雇用増が5~10万人程度が望ましいだろう。

雇用市場を占う新規失業保険申請件数は毎週発表になる。1月12日までのデータが発表になった(18.7万件)。そこから、1月の非農業部門雇用者前月比増加数を推計すると、

ここから先は

509字 / 2画像

技術的な理由で作成した全マガジン記事の倉庫です。購入はできますが、販売を目的としていません。

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?