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個別指導で大切なこと

皆さんは塾を選ぶ際、どういった点を検討されますか?

集団や個別、映像授業など昨今さまざまな形式の授業スタイルが溢れていますが「だれに」習うのか、という点はどの形式においても大切な要素となってくるかと思います。

特に個別指導の場合、お子さまと個別でやりとりし合うため、講師の教務力だけでなく、人柄などの人間力も重要視される保護者の方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、塾選びの際のポイント「講師の育成」をテーマに、KEC個別・KEC志学館個別で実施されている講師たちの一大勉強会「KEContest(ケーイーコンテスト)」というイベントについて、ご紹介いたします。

KEContestは、所属する講師たちが一斉に集まり、互いに持つ教務情報や、生徒たちとのコミュニケーション方法、成功事例など有益な情報を共有しあい、学びあい、全員でさらなる成長を目指すプルスウルトラなイベントです。

社員がサポートをする中、このイベント自体の運営も講師たちの手で行われ、講師たちが総合的に成長できる場となっています。

※記念写真撮影の際のみ、マスクを外しております。



全ては生徒のために!講師が自ら立てる目標 「KJTS」とは?

「KJTS」とは「講師実現達成シート」の略です。日々、講師が生徒と向き合う中で生まれる課題をどう改善していくか…。自分たちで目標を設定し、行動し、振り返りを行っています。KEContestでは、そんなKJTSを他教室の講師たちに発表し、意見交換を行いました!

KJTS発表の様子
質問の様子

「教室は自分達で盛り上げるんだ」という熱意のこもった発表に、発表を聞く講師も「一つでも多くの学びを持ち帰ろう」と鋭い質問を飛ばし、学びの濃い時間になりました。

発表の様子を見ていた社員の安井さんは、

「『講師も含め良い教室を作れるように』や『自分の担当生徒だけでなく教室の全生徒のために』といった発言が多く、KECを支えるのは講師と考えて行動してくれている点が素晴らしかった。」

と総評されていました。まさにPLUS-ULTRA!

KEC個別・KEC志学館個別 安井さん



良いところをマネして自分の力に変えよう! 
模擬授業大会

講師たちが授業力を競い合いながらも、他講師の授業プランや生徒のモチベーションアップへのアプローチ方法など、良い部分をマネし合い授業力向上を目的としたこの大会は、事前に実施された予選を見事突破した3名の講師によって白熱の授業が展開されました。

KEContestのメインイベント「模擬授業大会」

3名とも思考を凝らした授業内容で、模擬授業を観覧している講師たちも真剣な眼差し。授業の合間ごとに設けられた分析タイムでは、多くの講師たちが授業から得られたノウハウを忘れまいと、ノートにメモを取る姿が印象的でした。

さぁ、グランプリに輝くのは誰なのか!?
結果は記事後半にて!


他教室講師との交流会!

ディスカッション中の様子

KJTSや選りすぐりの模擬授業で多くのインプットをしたあとは、他教室の講師同士でグループを組んでのディスカッション。用意されたお題「こんな生徒がいたらどう対応しますか?」を軸に、さまざまな考えを話し合います。

普段関わり合う講師以外との新しい視点や意見、発想の中でディスカッションすることで、柔軟な考え方の大切さを、多くの講師たちが実感している様子でした。



さまざまな視点で讃えあう 表彰式

KECにはさまざまな講師が在籍しており、それぞれが強みを活かしながら生徒と向き合っています。KECが大切にする「生徒を幸せにするために、講師も幸せでなければならない」という考えのもと、教務力だけでなく、講師たちの日々の頑張りにもスポットライトを当てた表彰の場を設けています。

表彰内容は教務面以外にも、生徒とのコミュニケーションの観点を評価する「ベストコミュニケーター賞」や、教室を盛り上げるために頑張ってくれた講師を表彰する「わっしょい番長賞」などユニークなネーミングの賞が、部門別に全部で10賞もありました!

表彰された講師たちと、KECグループ小椋代表の記念写真

多くの表彰が進んでいく中、いよいよ模擬授業の結果発表の時間がやってきました。模擬授業大会では、以下の項目にそって審査が進んでいました。

①生徒ファーストかどうか
②生徒が理解しやすい工夫ができているか
③生徒の理解度を確認する工夫がでいているか
④自分の授業に取り入れたいと思う点があるか
⑤生徒がワクワクする授業ができているか

そして2022年度、KEContest模擬授業大会で、見事グランプリに輝いたのは…。

高井翼先生でした!!🎉

表彰された高井先生

表彰されたポイントは、生徒の視点に立ち、生徒が理解しやすいような工夫がなされていたことです。基礎がなぜ大切なのかを独自の例えでわかりやすく説明する姿は圧巻でした。

KECグループ代表の小椋も「優しく生徒に話しかけているけど、まるでプロポーズするかのような、生徒への思いが伝わる授業でした」と絶賛!!

受賞した高井先生は、

「講師という仕事は大変なことが多い。それでも『生徒に何か伝えたい』そんな想いをもった講師が教室にはたくさんいて、とても素敵な仕事です。受験生はこれからしんどい時期に入ります。私たちでしっかりサポートして、合格へ向けて残りのパズルのピースを埋めてあげましょう!」

と参加者へPLUS-ULTRAなメッセージを伝えていました。



講師たちへ
KECグループ代表小椋からメッセージ

KECグループ代表 小椋 義則

表彰式も終わり、一人一人がその日の学びを噛み締める中、KECグループ代表の小椋から講師たちへメッセージが伝えられました。

「みなさんも、これまでの人生で良い先生、そうでない先生、たくさん会ってきたと思います。中には、人生が変わるきっかけを作ってくれた先生もいたと思います。僕も40歳をすぎますが、今でもその先生が言ってくれた言葉や愛情を覚えています。20年後も30年後もそれが残る仕事なんです。今、講師の皆様が生徒にかけている言葉や愛情が、20年後、30年後の生徒の活力になっているかもしれない。そんなすごい仕事だと思います。これから入試を迎える生徒たちに最高のステージを見せてあげてほしい。ただただ詰め込むのではなく、生徒自身の力で目標を達成させてあげてほしい。そのためにどういう声かけをしてあげれば良いのか。本気になれるゴールをどうやって一緒に整理してあげれば良いのか日々、みんなで研究しながら、日本の未来を担う子どもたちのために、素晴らしい教育を世の中に体現していきましょう。今日はありがとうございました」



イベントが終わり、会場を後にする講師たちの後ろ姿は、イベント前より自信に満ち溢れ、凛々しく、子どもたちにとってより一層頼れる存在となっていくパワーを感じさせてくれました。

彼らならきっと、KEContestでの学びを糧に、今後も生徒たちに寄り添っていける教室を作っていってくれるはずです!これからもKEC個別・KEC志学館個別にご期待ください!!


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