見出し画像

HiKOKIの卓上スライド丸のこを購入したので、できることとできないことを備忘録として

先日HiKOKIの卓上スライド丸のこFC7FSBを購入しました。

実際に使ってみて、普通の丸のことの違いやそれぞれの強み弱みをいちどまとめておこうと思い、自分用の備忘録みたいな感じで書いておこうと思います。


卓上スライド丸のこでできないこと

卓上スライド丸のこでできることとできないこと。
と書き出してみたはいいものの、木を切るための道具なのである程度の木材をカットすることはもちろん可能。

なので、ここでは卓上スライド丸のこではできないことを列挙します。
それが、次の2つ。

  • 幅306mm以上の木材のカット

  • 高さ60mm以上の木材カット

数回使用した程度なので、ザッと思いつくのはこの程度。

どちらもカットできる木材の大きさに関すること。
つまり卓上スライド丸のこでは、切断できる木材の大きさに制限がありますよーということです。

機種によってそのサイズは変動しますが、切断可能幅については概ね300mm前後のものが多いようです。

なのでホームセンターでよく売っている1820X910mmの合板などは、卓上スライド丸のこでカットすることができません。
このようなサイズの木材をカットしたいという場合は、通常の丸のこなどの使用が必要に。

卓上スライド丸のこ使用のメリットとデメリット

反面、卓上スライド丸のこならではのメリットというのも当然存在します。というか存在しないと、丸のこ持っているのに買いません(汗

メリット

  • 通常の丸のこと比較すると安全

  • カットの精度が高い(丸のこガイドが不要)

  • 傾斜切断がしやすい

最大のメリットは、その安全性。今回購入した一番の理由もここ。

通常の丸のこは、本体を手で持って、手で動かして木材をカットします。
その際にカットが曲がったり、木材に挟まれてしまったりすると、キックバックという、丸のこが後ろに跳ね返ってくるそれはそれは恐ろしい現象が発生します。

キックバックで命を落としたり、指を切断したなんて話はググるとたくさん出てきます。

卓上スライド丸のこなら、たとえキックバックが起こったとしてものこ部分がレールに繋がっているので、それ以上は飛んでこないという安心感があります。
そもそもスライドレールに繋がっているので、真っ直ぐにしか進めない。

それだけでキックバックの可能性が軽減するので、これが安心感に直結しているような気がします。

そしてこれは実際に使ってみて初めて実感したことですが、カットの精度が高く、傾斜切断も通常の丸のこと比較すると格段にラクにできると言うこと。

この2つも、スライドレールに丸のこが繋がっていることが大きな効果を生み出しているように感じます。

フォトフレームなどの枠を45°カットするときなど、通常の丸のこよりも正確なカットが可能になったのは嬉しい誤算でした。

使用するまでは、ここのまでの精度差があるとは思っていませんでした。

デメリット

  • 切断できるサイズが決まっている

  • 設置するスペースが必要

サイズについては先述してあるので、ここでは2つ目の設置スペースについて書いていきます。

私の購入したFC7FSBは、奥行きがメーカー公表値で945mm、幅が405mmあります。

通常の丸のこのように手に持って使用するというものではないので、結構なスペースが必要になります。

重さも11Kgあるので、出したりしまったりというのもなかなか面倒。

DIYをする作業部屋があって、ずっと設置しておけるスペースがないと、その置き場所には苦労するかもしれません。

まとめ

卓上スライド丸のこについて、今現在の感想はこうです。

  • DIYモデルにもかかわらず高いカット精度

  • 傾斜切断も丸のこと比較して簡単安全

  • 幅300mm以上のカットはできない

  • 設置スペースや保管場所の確保は必要

今の私の使い方としては、簡単な家具の作成や箱作りなど300mm以下の木材カットの場合は卓上スライド丸のこ。

それ以上のカット、主に合板は通常の丸のこを使用という感じになっています。

今後は、スライド丸のこ用に作業台も作成予定なので、それが完成したら同じサイズのカットを量産できるようにストッパーも作成したいと思っています。

丸のこ使用時の安心感(それでも最善の注意は必要)と、高いカット精度が3万円程度で手に入ったので、購入して良かったものリストの1つに加わりそうです。

※本noteにある商品リンクは
Amazonアソシエイト・プログラムを利用しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?