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算数はどう伸ばす? 〜渋渋の算数対策 6年生夏〜

算数はどう伸ばす? 〜渋渋の算数対策 6年生 春〜 の続きです。

中堅校以下や都立一貫を目指す子が多い栄光ゼミナールでは、あんまり難問に触れる機会がありません。だから、長男は合不合の難問を見るだけでパニックを起こしているんじゃないか?と思い、本人に聞きました。

難問を見ると模試でパニックを起こしてる

「初めての合不合テストで、算数はどうだった?難しかった?」と聞くと、「難しい問題を見ると、何を使えばいいか全くわからなくて、どうしよう、どうしようと思ってる。そうするとだいたい時間配分に失敗する。」と。

塾に忘れ物を届けに行ったときに、ちょうど自習室で月ごとにあるアタックテストを受けている長男をドアの外からちょっと見る機会かありました。わかりやすく起こしてます!パニック!!頭を抱えて天井を見たり、また鉛筆持って懸命に取り組んだりしてます。パニック、起こしてんなぁ、今...。この話をその場で先生にも話して相談しました。

これからの模試でも、渋渋の過去問の算数でももちろん、難問は必ず出るし、対応の仕方を考えておけば、パニックを起こさず、落ち着いてできるかぎり力を出せるはずと考えました。

長男に言い聞かせたのは、「模試や本番の渋渋の問題は、難問もたくさん出るよ。難問はしょっちゅう解いておくことで慣れるはずだから、普段から色々解いてみよう。」7月に開催された合不合模試の問題を一緒に見ながら、どれでパニックを起こしたか確認しました。

時間を区切って難問を解く

「ただし、時間をたくさんかけて解ければいいものじゃないよ。試験時間は決まっていて、難問でも1問につき5-6分しか使えないから。もし、自習で5-6分考えても分からないなら、それ以上やらず、先生に質問してね。1問に30分もかけていたら時間が足りなくなるから」と。また、「捨て問って知ってる?あんまりいいことじゃないけど、分からない問題に15分使って解けないくらいなら、それはもう諦めて計算問題を見直しして、確実に得点を取らないと本番でも合格できないよ。」

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これが、何度か言ってチェックしないと、つい、問題に夢中になり40分もやっていたり。基本の計算日記を夏休みは毎日やるように約束したのにサボったり。ココがウチの喧嘩のポイントでした。「また1問に40分も使ったの!!?」と、しょっちゅう注意することに...8月頃から言い始め、できるようになってきたのが11月頃でした。

実は難問が好きだった長男のモチベーションがどんどん上がる

本人や先生が思い当たる苦手単元の基礎は、6-7月でほぼ網羅していたので、少しずつ発展問題ややや難問に取り組んでいきました。最初はやっても分からない問題ばかりなので、困惑してたっぷり時間をかけようとしますが、そこは何度も注意してすぐ先生に質問するよう言いました。「先生に質問すると、なんかいいかも。褒めてくれるし。」と長男がだんだん時間を効率よく使えるようになってきました。

先生に質問するとテクニックをたっくさん教えてくれる!

先生に質問して、凄く早く解ける解法を教えてもらったり、自分の解き方より間違えにくい解き方を教えてもらううちに、難問演習がワクワクしてどんどん楽しくなってきたよう。こんな解法を図を書いて教えてくれた!こうすれば絶対間違えないし、速い!と教わったことを嬉しそうにたくさん話してくれました。が、私は聞いていても、全く分かりませんでした。笑

こここそが、塾の先生に質問する最大のメリットと感じました。中学受験のプロを使い倒すのが一番!と思っていたし、栄光ゼミナールはいつでも自習室で空いている先生になら、いくらでも質問できたので、先生の曜日シフトも直接聞いて、授業前の時間や土曜の午前中など、質問できる時間を先生の隙間時間にどんどん入れさせてもらいました。

質問しまくる作戦は、7月頃から定着させ、直前の1月まで、とにかくたくさんたくさん質問させてもらいました。やや内向的な長男には、質問すること自体、ハードルが高かったと思いますが、私が「質問しておいで!」と相当しつこかったと思います。

◆受験ドクター 

算数のテストで点を取る方法

これを参考に指示出しだけしました。


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