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【映画】自信があれば何でもできる!『アイ・フィール・プリティー! 人生最高のハプニング』

コンプレックスが一つも無い、なんてお気楽な人は中々いませんよね。幼い頃ならまだしも、成長するにつれて、誰しも人には言えない悩みを抱えていくものです。
特に体型や顔についての悩みは男女ともに多く、過度なダイエットや整形により、逆に身体的、精神的なダメージを追ってしまう例も後を絶ちません。コンプレックスとは自分が自信を持てない部分の事。
それを解消するたった一つの方法は、思い切り開き直る事です!

今日の映画は、ちょっとしたハプニングによって、偶然にもコンプレックスを克服した女性のお話です。

アイ・フィール・プリティ! 
人生最高のハプニング

「4コマあらすじ」

「作品みどころ」

主人公のレネーは、とにかく見た目にコンプレックスを感じている。
ぽっちゃり体型なのを理由にして、恋や仕事にも消極的な人生。
そんなレネーに対して世間の風当たりも強く、服屋に行けば「あなた用のサイズは無い」と言われ、他人の赤ちゃんには顔を見ただけで泣きだされてしまう。

「どうせ私なんて…」と悲観的になるレネーは、ジムで知り合った美人がスーパーでナンパされている場面に遭遇する。「ナンパされるなんて日常茶飯事よ」と軽く言ってのける彼女に、レネーは心底羨ましく感じてしまう。
自分には一生縁の無いイベントだと諦めるが、この後レネーの人生は一転する事となるのだ。

ジムで運動中、マシンから落下して頭部を打った事で覚醒したレネー。
見た目は変わっていないのに、まるで自分がスーパーモデルになったかのように錯覚し始めるのだ。
ポコッと出たお腹を擦って、「これが私⁉(本人にはスリムに見えている)」と驚き、周囲に自分のセクシーさをこれでもかというほどにアピールする。周りからは「何も変わっていない」と指摘されるが、そんな声はどこ吹く風。

憧れだった受付嬢の仕事にも応募。スタイル抜群のスタッフしかいない化粧品会社の受付に、ぽっちゃり体型のレネーがやって来たから、皆はざわざわしだす。
受付がやりたいけど、なんならモデルでもいいですよ。私ってすごく美人だし」と、覚醒前とは打って変わって自信に満ち満ちたレネーに、社長も興味を惹かれたのか、採用が決定。
恋人も出来て、彼女の人生は180度変わっていくのだった。

激しい思い込みから順風満帆な人生を歩んでいくレネー。
しかし良い事ばかりでは無かった。モテない女3人でつるんでいた仲良しグループ。その中でレネーが、他の2人に対してマウントを取り始めたせいで
3人の仲は崩壊。自分は何もしてなくてもモテるから、他の2人を男とくっつけてあげたい、という彼女なりの気遣いだったのだが、勿論快く思われるはずもない。

さらに出張先のホテルで再び頭をぶつけた事で、夢から覚めてしまうのだった。鏡に映るのは過去の自分。ぽっちゃり体型がコンプレックスだったころのレネーの姿だ。
こんな姿じゃもう人前に出られない!」と嘆くレネー。彼氏とも会えない。もう何もかもおしまい!

しかしレネーを気に入った会社の社長や、彼氏にとっては見た目など問題ではない。というか、そもそも最初から変わっていない。
彼らはレネーの内面に惹かれて彼女を好きになったのだ
果たしてその事に、レネー自身が気づくことができるのか?


「コメント」
人は見た目じゃない、大事なのは中身だという事を再認識させてくれる作品です。もちろん見た目が良くないと出来ない仕事はありますし、優れた容姿をお持ちの人というのは、影でものすごい努力をしているはずなので、それを否定するのではありません。
化粧やトレーニングに精を出す事で手に入れた美しさというのは、とても誇らしいものだと思います。

この映画から感じたのは、コンプレックスを打ち破った人間の逞しさでした。実際にはレネーの見た目は変わっておらず、ぽっちゃり体型のままなのに、自分がセクシーなスーパーモデルだと思い込む事で、まるで別人のように見えてくるから不思議です。
やはり大事なのは「自信を持つこと」。これに限ります。
だからこそ、胸を張れる特技やスキルを持つことは人生を豊かにする上で大切なのだと思います。







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