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今週のニュースと雑記(3月8日~14日)

今週のニュースを勝手にピックアップ!
ニュースのポイントと私の持論、感想をお伝えします。

最後に雑記も。

【今週のニュース】

ついにパンデミック宣言

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、スイス・ジュネーブで記者会見し、感染が拡大する新型コロナウイルスについて「パンデミック(感染症の世界的な大流行)とみなすことができる」と表明した。

中国から始まり、アジア・ヨーロッパ・アメリカで感染が止まらないですね。北半球は冬の気候でコロナが猛威を奮ってますが、南半球はこれから冬の気候になっていきます。となると、コロナが南半球で続いていく可能性も高いんじゃないですかね。

中国の人々には、これに懲りて蝙蝠や蛇を食べないようにして欲しいですね。中国政府もそこは責任持って統制してほしい。

本件はトランプに賛同します

アメリカのトランプ大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が懸念される東京オリンピックに関して、個人的な意見だとしたうえで、開催延期もやむをえないのではないかとの考えを示しました。

実際IOCやJOC、政府や東京都は延期や中止について水面下で議論してるでしょう。(議論してないなら、組織として終わってる)

ですが政府が今やらないといけないことは、各国と連携して感染を終息に導くことです。実体経済の落ち込みは避けられませんが、如何に最小化させるか。それに比べれば、オリンピックなんて大したことではないと思います。

幸いながら、新型コロナの致死率は高くありません。しかしこれがエボラ並みの危険度だったら、どうなっていたでしょうか?多分経済は壊滅したのではないでしょうか。今後そうならない保証はありません。新型コロナが終息したら考えないといけないテーマです。

コロナショック

暴落が止まらない。底無し沼のようです。もはやマーケットに正常な価格形成機能は無いですね。

アメリカ人は財産の半分を株や投信などリスク資産で保有してます。株価上昇局面では、それが消費を支えてました。しかし暴落すると、消費活動が停滞し、企業活動も衰える負のスパイラルになります。それに対して、日本人のリスク資産は財産の15%程度。株価暴落による消費落ち込みは、アメリカと比較すると少ないのでは。金融リテラシーが低いのが理由という皮肉なものですが。

銀行や証券会社は「株価が下がってる今が買いのチャンスです」と言うでしょう。「じゃあ、あなたは自分の財産を今の状況で注ぎ込めるのか?」と思います。売り手は自分が買わないなら、セールスすべきじゃない。

各国の中央銀行は金融緩和を進めてますが、根本的な解決策にはなりません。今のマーケット下落は、「新型コロナが実体経済に与える影響の不明瞭さ」によるリスク回避でしょうから。簡単に言えばパニック状態です。

現状を例えるなら、マーケットにマグニチュード9クラスの震災が襲ってるようなものです。揺れが収まるのを待つしかないですね。

原油ショックも勃発

サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは10日、4月の産油量を日量1230万バレルに引き上げると発表した。最大限の増産に踏み切り、他の産油国から市場シェアを奪取する狙いがあるとみられる。ロシアや米国などとの「原油戦争」が今後激しさを増しそうだ。

不毛な争いに思います。専門家ではないですが、石油は今や供給過多です。
それは省エネであり、代替エネルギーであり、シェールオイルなどのテクノロジーによる時代の変化です。

私が子どもの時、「石油は残り何十年しか持たない」と言われてました。でも今や、そんな議論は起こってません。サウジアラビアにはアラムコの海外IPO成功を目指したいんでしょうが、今回の増産は自分の首を絞める結果になると思います。

あれから9年

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で9年です。これまでに確認された死者と行方不明者は1万8428人、また避難生活などで亡くなった「震災関連死」は3700人以上で、「関連死」を含めた死者と行方不明者は2万2000人を超えています。

当時、私は大阪にいたので直接的な被害はありませんでした。テレビで津波の映像を見て、「これは現実なのか」と夢を見てるような気分になったことを覚えてます。

福島原発事故については、最近「死の淵を見た男」という本で実態を知りました。原発の現場の人々を取材したノンフィクションです。原発の全電源喪失→冷却不能→メルトダウン危機。命を賭けた現場の人々のおかげで、メルトダウンはギリギリで回避されました。しかし最悪、チェルノブイリの10倍の放射能汚染になり、東京を含めて人が住めなくなってた可能性もあったということです。

亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

福島原発の今

2011年3月11日に発生した東日本大震災。あの未曾有の大災害から10年目に入った。そして、福島第一原発の事故によって続く被害も10年目となる。いまなお避難指示が続く地域は7市町村にのぼり、福島県によると4万人以上が避難生活を余儀なくされている。

汚染水が貯まるのは、デブリを冷却し続ける必要があるからです。冷却しないとメルトダウンを起こして大惨事になります。記事の通りなら、残り2年で貯蔵タンクの保管は限界を迎えます。

廃炉まで30年かかる=汚染水が溜まり続けることだと思ってます。どこかのタイミングで放出するしかないんですよね。現実的な放出先は原発前の海です。汚染水を海に放出しても、生態系への影響は軽微だと何かの記事で読んだ記憶があります。つまり問題は風評被害という感情的なもの。

私は原発には反対です。
いくら安全措置をとっても想定外は起こります。想定外が起こった時、原発は人間がコントロールできなくなりますから。

「忙しい」はあくまで主観という話

僕たちは「幸せ」を感じるために「自分の時間」が必要だ。好きな趣味や家族と過ごす時間は、増えれば増えるほどいい。それなのに、仕事が忙しくなってくると「時間がない」が必ず口グセになっていく。自由な時間や趣味の時間を削り、楽しみをどんどん無くしてしまったら、それこそ奴隷のような生き方になってしまう。

客観的に自分の状況を見ることが大切です。

私は、忙しい=焦ることだと思ってます。追い込まれると、余裕がない心理状態になります。そうなると近視眼的になり、冷静に判断するのが難しくなります。そんな時ほど一回立ち止まり、「なにをこんなに焦っているのか?」と自問するようにしています。冷静に考えれば、そこまで焦る必要のないものがほとんどです。私の場合ですが。

最後にほっこりする動画をご覧ください

花を飾ろうと呼びかける農林水産省の動画が「じわじわくる」と話題に 「最後で耐えきれず吹いた」「花買いたくなった」


【雑記】

水曜は休暇でした。整体行って、昼は寿司屋でプチ贅沢しました。見出し写真はその時のものです。その後一人カラオケへ。King Gnuをメドレーで歌いまくりましたが、めちゃくちゃ難しい。。。

新型コロナの1番厄介なところは、終息が見えないところです。いつまで続くか分からず、経済にどれほどのマイナスを与えるかが誰にも分かりません。

小池都知事は「オリンピック中止はあり得ない」と発言しました。しかし現状だと無理だと思います。クラスター感染の震源地になる可能性があるからです。そうなった場合、誰が責任を取るんでしょうか?

今回の騒動で思ったことは
①人間の不安心理に歯止めはかからない
②人の往来が増えたことでパンデミックになりやすくなった
③SNSによる不安心理の増大
④マスメディアは視聴率のために不安を喚起する
⑤危機を目の当たりにして、初めて人々は行動を変える

1ヵ月前は日本の感染対策を世界中が非難しました。でも現在、日本は感染拡大を抑えています。無責任に批判・非難するのは簡単ですね。

気温が高くなり、もうすぐ春です。桜の蕾も大きくなってきました。ウィルスばかりに目を向けないで、そういう日常の変化を楽しみながら過ごしたいと思います。

では次の記事でお会いしましょう!

#日記 #ニュース #コラム #ビジネス #経済

宇宙旅行が夢の一つなので、サポート代は将来の宇宙旅行用に積み立てます。それを記事にするのも面白そうですねー。