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定時退勤のはじめ方

学校で働いていると定時退勤なんて無理。
そんな言葉が当たり前のように聞こえてきます。

私もそう思っていましたし、
今でも思うこともあります。

ただ、無理無理。
と言っていたら誰かが改善してくれるかというと、そんな兆しも全くない。

無理、できない、変わらない、残業。

私はこのループにハマりたくはありません。
なので、定時退勤のための
はじめの2ステップをまとめてみました。

1 定時退勤の悪魔を取り払う

以前、教育委員会の職員面談を受ける機会がありました。
非常に和やかな雰囲気で自分の教育観を整理する時間になったのですが最後に、

『今は何時ごろに帰れていますか?』
と聞かれました。

『有難いことに、毎日定時に帰れています。』
と答えると、

『生徒指導等の対応もあると思うので、しっかりとそのあたりは学校に協力してくださいね。』
と言われました。

この言葉に違和感が生まれました、

定時退勤する人=やることをやってない人
と解釈してしまう無意識の空気感がある。
業務改善を推奨する側の人でさえです。

定時退勤は不可能=定時退勤する人への違和感
そういった雰囲気は職場にないでしょうか?

定時退勤をすることに罪悪感を抱く
そんな人も多いと思います。

これらの雰囲気をまとめて
定時退勤の悪魔
と呼んでみましょう🤣

この悪魔に実態はありません。
ただなんとなく、そう感じるだけ。
その先入観を取り払うことがまず、定時退勤の第一歩です。 

さよなら、悪魔さん!

定時退勤する人というレッテルが貼られた瞬間、あなたに悪魔の手は伸びなくなります。
大成功です。


2 定時を覚える


定時退勤を始めるための方法はこれに限ります。

定時に帰る。

何を当たり前のことをと思うかもしれませんが
本当にこれに限ります。

定時をリミットに仕事をする癖をつける。

私は初任の頃から出勤時間が早い人でした。
それを8年目の夏休み明けにやめました。
理由は、朝に妻とゆっくりしたいからです。
これがやめても案外いける。
人は、すぐに適応できるんです。

一方
研究授業時期や、6年生の卒業準備など、忙しくて、遅く帰るのが当たり前になると
それが終わっても、定時退勤に戻れなくなる。
そういう経験もあります。

人は簡単にその状態に適応できてしまう。

今は定時退勤できない状況に適応している。
それを定時退勤に適応させる。
たったそれだけです。体が覚えてくれます。

仕事の精度や質に変化が出るかもしれません。

私も無理に切り上げて定時退勤してしまっていたことや、持ち帰りをして帳尻を合わせようとしていたこともあります。

ただ、今はほとんど仕事は持ち帰りません。
無理矢理な感じがあったら、少し残業をしてきちんと仕事を終わらせて帰ります。


何事も荒削りから始まります。
やりながら洗練されていくものです。

湧き出る仕事をリミットにするのをやめて、
時間のリミットで自分の仕事を決める。

そうすることで、定時を覚えることができます。


定時退勤はいつでも簡単にはじめられます。
けれど、ちょっとした勇気が必要なだけ。
ちょっとしたチャレンジが必要なだけ。

定時退勤する夫でいたい。
定時退勤する父でいたい。
定時退勤する先輩でいたい。
定時退勤する先生でいたい。

家族で過ごす時間を1番大切にしたい。
定時退勤を職場の当たり前にしたい。
仕事も暮らしも大切にできる大人でいたい。

私が定時退勤をすることは
ありたい自分の姿への挑戦でもあります。

みなさんも始めてみませんか。

#学校 #教師 #小学校 #働き方改革 #コーチング

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