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子供の言語取得には「お母さん」の影響が大きい

おはようございます!

本日は、昨日脳神経の勉強をしていた時に言語習得にはお母さんの言葉がかなり影響を与えるとの結果出ているそうなので共有させていただきます!

参考文献:カンデル神経科学

1,子供の言語習得パターン

1歳になるまでの幼児は、「何でも屋」と言われるくらいどんな言語でも意味までは理解していないが、言語に触れることで単語の構成などを学習すると言われています。

3ヶ月で母音に似た音で「クークー」言い始める

7ヶ月で母音と子音を組み合わせた喃語を発声し始めます。

1歳になるまでに約50単語を理解し、言葉を薄ら発声し始めます。 

3歳までには、1000単語を理解し(大人になるまでに7万単語)大人のような長文を作り、会話することができると言われています。


2, 1歳までの言語習得

6~12ヶ月の間に言語の音のパターンを学習すると言われています。
この間にどれだけ言語に触れられるかによってその後の言葉の習得にかなり影響が出てきます。

特に日本人は、英語の「R」「L」の発音と聞き分けが苦手と言われていて、これは独特の音のパターンがあり、6~12ヶ月の間で子供に「R」と「L」の弁別テストを実施したところ、特に8~10ヶ月の間に有意に上達したのに対して、英語に触れていない日本人の幼児は減退したそうです。

このことから、8~10ヶ月に適切に英語にふれることで「R」と「L」の音声パターンを適切に認識することができると仮説されます。

ある実験で被験者に「ば」と言う音を聞かせながら、話者が「が」と発音している映像を見せたところ「だ」と聞こえたと被験者は言った。

この結果から、「音声は聴覚と視覚の両方の情報を受け取って認識している。」

また、

幼児の言語の学習に大きな影響を与えているの要素
①母親が懐妊期に話していた言葉
②母親の声
③妊娠中の最終10週の間に母親に読まれた物語


なので、幼児が音を理解するために、やはり母親の声や言葉って大事なんだと思いました。

また、普段から大人が話している言葉を聞き分けようとしているし、口の動きを見て、なんて言っているのかを学習しているのでこの時期に大人が不適切な態度や言葉を当てると幼児に悪い影響を与える可能性があるので注意が必要ですね。


3,右利きが多い理由

95%以上の人間は、言語・文法・音声などの言語処理は、左脳に依存していると言われています。左脳は右半身を支配していて、右脳は左半身を支配しているため、幼児期から言語に触れる機会が多く、左脳が先に活性化します。

なので、左脳が活性化することで右半身の感覚が先に身につきます。
=右利きになりやすい。


4,まとめ

・月齢9ヶ月までに外国語を触れさせることで、外国語の音声パターンを理解しその後話せるようになりやすい。
・幼児の言語の発達には、母親の言葉がかなり影響を与えているので愛情を持って語りかけてください!
・右利きが多いのは、言語に触れるのが早いため左脳が活性化するため。
・世のお母さん方の偉大さに頭が下がります。


世のお母さん方、子育てを僕自身は経験したことありませんが、想像もできないほど大変とお聞きします。大変と思いますが、本日もお子さんにたくさんの愛情をよろしくお願いします!!


では、本日も頑張っていきましょう!


Saito Kaede

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