![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104317360/rectangle_large_type_2_95b6208145e96c953c0c447fa7857438.png?width=800)
一首感想 短歌研究2023/5.6
ユニボールシグノのキャップをはずしてからしめるまで本気を出していた
永井祐
(短歌研究2023/5.6)
ネタを書くときシグノを使用していた。10年以上愛用していた。今はジェットストリームとかサラサを使っている。キャップを外したりしめたりするのがいやになったのが理由のような気もする。シグノはなんとなく他のボールペンより黒がべっとり濃いような気がしていてそこが好きだった。ペン先にたまった黒いインクをうっとりと人差し指の腹になすりつけたこともあった。細いサイズのものは4コマ漫画を描くのに適していた。太いのと細いのと二本使っていて細いほうに布テープを巻いて識別しやすいようにした。それは滑り止めとしても機能した。シグノのキャップを閉めるとカチッという大きな音がしていたと思う。キャップの内側は飛び散った黒いインクで汚れていた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?