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ラスボスが高人さんで困ってます!

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たがいちちゅんたかの異世界ファンタジー!勇者ジュンタと魔王高人の長編ラブストーリー!二次創作ですが、初めての方でもわかるものを目指します!
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#高人

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翌日、朝起きるとチュン太の姿は無く、俺は慌てて飛び起きた。 「いた……っつ……アイツほん…

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子供達を家に送り、また舞台へと歩く。 途中、まだ開いていた露店で、竹の水筒に入った冷たい…

ラスボスが高人さんで困ってます!11

神事の日。 泉へ向かう通りは露店で溢れ、遠くの村からも沢山の亜人達がやってくる。 半獣の…

ラスボスが高人さんで困ってます!10

全体の掃き掃除が終わると、汲んできた水を使って床や柱を拭いて回る。 高人さんは、あれから…

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村外れに着くと、そこにはあの泉と同じ泉が湧いていた。 「高人さん、これってこの間の泉と同…

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梅雨も終わり晴れた日が続く夏の月夜。 床を共にするようになって二週間が過ぎた。 一緒に眠…

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手が掛かる。 俺の配慮が足りなかったのは確かなのだけど。 何せ仲間とか友達とか…初めてなんだ。 俺はただこの国の長で学校の先生。これだけだ。 同等に接してくる相手の接し方がわからない。後から考えて反省する事ばかりだ。 夜が明け、太陽はだいぶ高くなったが、チュン太はよく眠っている。そう言えば、こいつの寝顔なんて初めて見たかもしれない。いつも俺より早く起きて食事の支度をやら家事やらをしてくれていた。 サワサワと心地よい風が吹く。ここは村と違い夏でも過ごしやすい。 翼で影をつく

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食事と後片付けを終わらせて土間から上がってくると、高人さんがお風呂から髪を拭きながら出て…

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村の南にある学舎には村の子供達がたくさん集まる。様々な種族が集い勉強する。高人さんが子供…

ラスボスが高人さんで困ってます。4

「はっ…っ…ぅっくっ」 わんこの部屋から、微かに声が漏れている、 「わんこ?なんか苦しそう…

ラスボスが高人さんで困ってます!3

昼間、高人さんの匂いを嗅いでから身体がおかしい。昂りが収まらない。 夕食を食べて、後片付…

ラスボスが高人さんで困ってます!2

その瞳は、ブルーサファイアのように美しく、声はしっとりと落ち着きのある安心する声、この世…