ラスボスが高人さんで困ってます!13
「チュン太、ちょ。まて!」
チュン太は俺を抱えて本殿の大広間へと移動する。
「え、だって、ここが試験会場なんでしょう?」
「でも…っ」
尚も言い逃れようとする俺に、チュン太はきょとんと首を傾げた。
広い板張りの部屋。
奥には御簾があり、更に奥は憑代になる御神体がある。
見られる感じが、すごくする。
こんなとこでするのか!?いやいや…ここは神の御社だぞ…こんなとこは失礼…てか番になった龍はみなここでシてたのか……。よく耐えれたな…。
めちゃめちゃ視線を感じる!!
ちらりと