ラスボスが高人さんで困ってます!6
食事と後片付けを終わらせて土間から上がってくると、高人さんがお風呂から髪を拭きながら出てくる。
「お話、しますか?」
湯上がりの高人さんはツノがキラキラしててとても綺麗だ。竜は光り物が好きだと言うが、俺もそうなのかもしれない。
「ああそうだな。」
高人さんは、食卓の前に座ると俺に座るように促した。俺は言われるままに対面で正座して座る。
なんの話だろか。大人の話だと言っていたけど。昨日の夜の事、ひょっとしてやっぱり怒っていたのかな。だとしたら謝らないと。
「チュン太、お前