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【弱い犬ほどよく吠える】

【弱い犬程よく吠える】

これはさほど犬を知らない人でも
知っていることです。

強くて、リーダーの素質のある犬は
無駄に吠えません。

無駄に吠えれば吠えるだけ
相手に自分の存在を教えてしまうことにも
なりますし

無駄に声を上げることは
得策ではないことを知っているからです。

これは
犬だけではなく
人間にも言えること。

自信があって
落ち着いている人は
口数も少なくそして穏やかに話をします。

次から次から
人の話も聞かないで
かぶせてまくしたてる人は
決していい印象をもたれませんし

そういう人の話は
聞いてもらえません。


私がいつもお話をさせてもらっている
『群れ』についてですが

家族という1つの群れの中に
人間の家族がいて
そこに犬が存在します。

その群れの中には
リーダーとルールが必要で
リーダーは群れの命を
安全に確保するために

ルールを作り、ルールに従って
群れを率いるのです。

そこに
揺るぎないルールが存在していれば
家族という群れのメンバーは
ルールに従うことで
安心して楽しく暮らすことができます。

一旦群れのルールを
それぞれが理解してそれに沿って生きれば
リーダーは何度も同じことを言わなくても
群れの秩序を保つことができます。

ということは
そこには無駄な会話も言葉も
必要ないということ。

『していいこと』
『してはいけないこと』

が決められているので
行動をするたびに言葉をかけなくても
済むわけです。

犬たちが落ち着きがないとか
いうことを聞かないとか
時々聞きますが

その飼い主さんとお会いすると

飼い主さんが
やることなすこと
口を出しているケースが
よく見られます。


これ
人間の子育てでも
同じような光景を見ることが
たくさんありますが

子供が動くたびに
声をかけるお母さん。

名前を連呼するお母さん。

子供達はうんざりして
嫌気がさしています。

できればお母さんと一緒に居たくない。
家に帰りたくない。

そんな子も見かけます。

その状態

犬だから何も感じないだろう。
犬だから何度も言わないと
わからないだろう。

と思われる飼い主さんも
おられるようですが

犬たちは
言葉を持たなくても
飼い主さんの心の状態は
常に把握しています。


嬉しい時
楽しい時
悲しい時
怒っている時

そして
覚えた行動は
一度伝えれば理解できます。

名前も
連呼しなくても自分のことだと
ちゃんとわかっています。

犬たちは
ちゃんと見ています。

そして
名前を連呼したり
口数の多い飼い主さんのことを
犬たちがどう判断するかというと・・・・。

もうお分かりだと思います。
どうぞお気をつけくださいね。

犬の声をお届けし、あなたの声を犬にお届けします。あなたと犬のシアワセな生活、関係のお手伝いをさせていただきます。