見出し画像

#20【アルバム紹介⑩】🇫🇷 ミシェル・ルグラン映画音楽集

ミシェル・ルグラン映画音楽集

「ミシェル・ルグラン映画音楽集」は、フランス映画の作曲家として活躍してきたミシェル・ルグランの軌跡を1枚に納めた内容となっています(全てを網羅しているわけではなく、2007年のシネマ・ルグラン〜ミシェル・ルグラン映画音楽集成の再編+初音盤化4曲となっている)。ライナーノーツも簡潔にいいこと書いてあってグッドです

このCDは、2015年に日本のRambling RECORDSよりリリースされており、フランス映画、特に1960sのジャックドゥミ監督作「ローラ」「シェルブールの雨傘」やゴダール監督作「女は女である」「女と男のいる舗道」が収録され

特に個人的に注目したいのが、初音盤化の1つである、1996年のトニーガトリフ監督作「ガスパール ー君と過ごした季節(アマプラで視聴可能です)」が収録されていること

Gaspard et Robinson

失業中のガスパールとロバンソンの二人は、海辺の廃屋を改装して、軽食堂を作ることを夢みながら、一緒に暮らしている。ある日、ロバンソンが道に置き去りにされた老女を家に連れて帰ってくる。妻が家出して以来、家族というものにうんざりしていたガスパールは老女と暮らすことに強く反対するが、ロバンソンの説得に根負けし、しぶしぶ同居を受け入れる。しかし、ロバンソンのお人好しは終わらなかった。幼い娘を連れ、生活に困っている未亡人ローザに一目惚れし、母娘までも家に連れてくるのだった。こうしてロバンソンは、人々の愛を拾い集め疑似的な家族を作っていくのだが……

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/amp.natalie.mu/eiga/film/132459%3Fusqp%3Dmq331AQGsAEggAID

22曲目「ほんの少しの空」と23曲目「電話」にあたるのですが、この映画にぴったりの切なさと爽快感が味わえる良曲になっています

ルグランの生い立ちは以下の通りで

家柄的になるべくしてなったのがわかります

そんなミシェル・ルグランを詳しく知りたい方は下記書籍の一読をお勧めします

本人公認の全作品を網羅したディスクガイドも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?