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そもそも海洋ゴミとはなんなのか?
海洋ゴミは3つに大別される
漂着ゴミ:ビーチや岸に打ち上げられたゴミ
漂流ゴミ:海の中を漂っているゴミ
海底ゴミ:海底に沈んでいるゴミ
この3つらしい。
では、それぞれどんなゴミが多いのか?
漂着ゴミは自然のゴミが多い
漂着ゴミは容積・重量ともに自然のゴミが多いとある。自然のゴミってなんだ? ピンとこないがとにかくそうらしい。
個数で見ると9割以上が「人工物」。中でもやはりプラスチックが多く、プラスチックの主はボトルのキャップやふた、ロープ・ひも、マドラーなど。
ペットボトルじゃなくてキャップなんだな。
もちろん、数よりも容積・重量を見るべきなので、漂着ゴミで多いのは自然ゴミだ。これを忘れて「わー! ペットボトルー!」となってはいけない。
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漂流ゴミは約7割が人工物
人工物の中でもプラスチックが圧倒的に多い。食品包装材やレジ袋が主だ。ここもまた、ペットボトルじゃないのが意外。
沖合に目を向けると、レジ袋と発泡スチロール。これはなんとなく想像できる。ほかは沈むだろう。
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海底ゴミはプラスチック類の占める割合が高い
沿岸の海底にはプラスチック製シート、ペットボトル、レジ袋、漁業の網が沈んでいるらしい。湾によってはゴムばかりのところもある。地域性が高そうだ。
沖合の海底は自然物が圧倒的に多い。自然物ってほんとなんなんだ……。
あれ? 沈んだと思ってたレジ袋や発泡スチロール以外の漂流ゴミはどこへ行った?
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つまり……?
漂流ゴミ以外は自然物の割合が高い。しかしどうしたものか、自然物の正体がわからない。わからないのだからキャリーオーバーするしかない。次に存在感を見せたプラスチックが繰り上げとなる。
2016年にダボス会議で示されたのは、毎年約800万トンのプラスチックが海に流出している事実。2050年にはプラスチックが魚の量を上回るとされる。
また、2014年までの50年の間でプラスチックの生産量は20倍以上に増えたというデータもある。それだけ人々が求めたのだ。
欲求や希望、夢。それらは時に残酷な結果のトリガーになるようだ。
「プラスチック使うな、作るな」は現実的ではない。
ではどうしたら?
続く。
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