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教科書通りの対応

※自慢話です。

朝のサポートのために、いつもの時間に、いつものお宅に向かう。

4歳、2歳、1歳。
3人の男の子。
保育園に出発するまでの1時間が勝負だ。

着替えや食事が終わったら、子どもたちはギリギリまで遊ぶ。
片時もじっとしていない。
兄弟仲良く遊ぶ姿を見て、いいなぁとしみじみ思う。
その一方で、おもちゃや本の取り合いは日常茶飯事である。

1歳の三男が、2歳(もうすぐ3歳)の次男が遊んでいたおもちゃに手をかけた。
次男が三男を突き飛ばし、おもちゃを取り返した。

三男は転倒して絶叫。

まず三男を抱き上げて「よしよし」とあやして落ち着かせる。

次男も次は自分が怒られると思い、先回りして大号泣。

「〇〇くんが先におもちゃで遊んでいたのにね。□□くんはまだ赤ちゃんだから、おもちゃを横取りしちゃうんだね。だけど赤ちゃんは転びやすいんだよ。ケガをしたら大変だから気をつけようね」

次男の〇〇くんは、奇跡の2歳児と呼ばれる。
打てば響く聡明さがある。
わたしの言葉を聞いてピタリと泣き止んだ。
そして弟の□□くんの頭を撫でて、頬ずりした。

元気いっぱいで自己主張が一番強い次男の〇〇くんは、何かと叱られることが多い。
わたしが、〇〇くんの気持ちになって話し掛けたのがよかったのか、その日はお父さんお母さんではなく、「老婆さんに靴を履かせてもらうの!」と言い張った。

些細なことのようだが、このことをきっかけに、次男〇〇くんとの関係が深化したような気がする。

子どもを叱るときには、曖昧な言葉ではなく、具体的に。
なぜいけないのかも説明することが大事。
つい先日、ネットの記事で学んだばかりだ。

我が子の子育て中は、余裕もなく、こうした対応はできてなかったように思う。
過去の反省点を踏まえ、
更に教科書通りにやってみたら、上手くいきました、というお話。



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