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合格の秘訣!?iPadを活用したMBA受験
こんにちは。
今日は私がMBA受験勉強中に、家、図書館、カフェ、移動中(飛行機)だろうが関わらず常に持ち歩いていた、いわば相棒であるiPadについて受験における活用法について語りたいと思います。
特にAppleの回し者でもなければ、アフィリエイトをしている訳でもなく純粋に勉強に向けたiPadの素晴らしさを皆さんに伝えたいが為の記事になります。
私のiPad遍歴
私自身10年以上iPadを保持しており、今の相棒で3代目になる代物でそれなりにはiPadを愛しているユーザーの1人であると認識しています。
ただし、過去2代については勉強というよりもむしろ動画視聴やゲームなどエンタメ的な目的で活用しており、現在のiPadが勉強に活用したいと考えて購入したものになります。また、iPad歴が長いとはいえ、各々のスペックがどうか等についてあまり詳しくはない点ご了承ください。
前提
利用したモデルと周辺機器
・ Pad Air (第4世代) 2020年モデル 256GB
・ Apple pencil (第二世代)
・ Logicool Combo Touch(iPad Air用)
・ iPad Air(第4世代)モデル用 ペーパーライクフィルム
主に利用したアプリ
・ Google Drive (Google Document / Spreadsheet含む)
・ Good Note 4~6 (定期的にアップグレード)
・ 英会話サービス(DMM英会話 / Native Camp)
・ オンライン会議サービス(Zoom / Teams / Skype)
・ Kindle
・ 動画視聴(Youtube / Udemy / Ted / Netflix)
・ Podcasts
・ Adobe Scan
利用シーン
1. IELTS学習
2. GRE学習
3. 出願資料準備
4. 各種情報収集
1. IELTS 学習編
長い長いMBA受験プロセスの中で、初めにぶつかるであろうIELTS (TOEFL)の学習の中で特にiPadを活用してきました。IELTSの具体的な勉強法については下記でも紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
Reading
その中でも特に「Reading」の学習でのiPad利用頻度が高かったです。
また、アプリでいうと大人気ノートアプリ「Good Note」が大活躍しました。
GoodNotesはGoodNotesは、学生やプロフェッショナルにとって、ペーパーレスで効率的なノート取りを実現するための強力なツールで、主にiPad向けのデジタルノートアプリです。す。直感的な操作性と豊富な機能により、デジタルノートの標準的なアプリの一つとして広く利用されています。
IELTS Readingのスコア向上(5.5→8.5)のために行なった主な学習プロセスは以下の流れです。
① 問題(IELTS Academic 17など)を解く
② 答え合わせをする(あまり答えを見ない)
③ 問題文を精読する
④ 間違えた問題の根拠を探す
⑤ 精読していない綺麗な文章の多読を繰り返す(目安5回)
このプロセスは基本は全てiPadで完結させていました。
⓪事前準備:問題文をGood Noteで開く
・直接問題集に書き込んでしまうと、再利用することができないし、問題集
とノート、ペンを持ち歩く事はめんどくさい為、Adobe ScanでPDF化し
Good Noteで開く
・何集もできる様に書き込みがなされていないOriginalファイルを作成し、問
題を解く際にファイルをコピーして利用
![](https://assets.st-note.com/img/1722255804135-1UbSBVUjmC.png?width=1200)
① 問題(IELTS Academic 17など)を解く
・Good Note上で問題を回答する
※本番を想定し、文章上に書き込みやメモはせず、回答だけをメモ
② 答え合わせをする(あまり答えを見ない)
・答えもあらかじめスキャンしておき、機械的に丸付けだけする
③ 問題文を精読する
・回答した文章の精読を行う
![](https://assets.st-note.com/img/1722256853474-Di0ZZPowzt.jpg?width=1200)
④ 間違えた問題の根拠を探す
・IELTSの問題は基本的に全て本文のどこかに答えが潜んでおり、
その答えをいかに早く見つけることができるかゲームです。
・上記の精読メモ内で紫マーカーをしている文章が、回答の根拠部分で
横に記載の番号が問題番号と一致しています。
⑤ 精読されていない綺麗な文章の多読を繰り返す(目安5回)
・精読メモがなくてもすらすらと文章理解ができているか?1回目より2回
目、2回目より3回目と読解速度が上がっているか?を確認する
上記の一連の流れを問題毎に繰り返し、手持ちの問題集全てをクリアしたらまた本の問題集に戻って同じことをするという流れで目標点数を取得できました。
Listening
①問題集の回答
Listeningの場合も、問題集を解く際にはReadingと同様にiPad上に問題をスキャンし、直接回答を書き込んでいました。
ただし、Readingとは違い文章自体は特別にややこしい文構造ではないため、スクリプトに対する精読はさほどは必要はありませんでした。一方でReadingと同様に答えとなる根拠は文章中に必ず潜んでいるため、回答スクリプトの中のどこにその根拠があるかについては確認を進めていました。
②その他ShadowingやListening力の強化
問題文を解く以外には、主にShadowingの教材としてiPadを利用していました。特にTed talksやPodcastでBBC 6 min Englihなどを聴いて耳を鍛えていました。
Writing
Writingの学習においては、まずはテンプレートの作成やNative目線で良しとされるWritingの書き方を学ぶ為にUdemyで学習を進めました「The IELTS Teacher」という方のコンテンツは非常に有用でした。
Udemy学習はオンライン学習コンテンツのため、iPad上に動画をダウンロードして自宅外でも視聴できる様にしておりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1722260588701-bjswF13fyr.jpg?width=1200)
また、できるだけ文章作成に慣れる為に日常的に文章作成を心がけていた観点から、外出した際にもLogicoolのiPad用Key Boardを持ち歩いてカフェでWiritingの文章を作成していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1722260900159-WkWQzBLaL7.jpg?width=1200)
Speaking
Native CampやDMM英会話などのオンライン英会話サービスを利用していました。自宅PCを利用することもありましたが、立ち上げの迅速さなどからiPadで英会話をすることが多かったです。
また、回答方法を参考にするためSpeaking MockのYoutube動画を頻繁に視聴していました。
2. GRE学習編
IELTSという強大な壁を超えた後のGRE学習でもiPadを活用しました。
Verbal
IELTS Readingと比べても単語や分構造の難易度が圧倒的に高いGREのVerbal学習においても、同様に精読を丁寧に行なっていました。
個人的には、IELTS Readingの100倍文章理解を進める必要がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1722261428793-qlDW55CNzK.jpg?width=1200)
また、VerbalのText CompletionとSentence Equivalenceでの得点力向上のために、Synonyms リスト(類義語リスト)を作成し、PDF化することでどこでも確認できる様にiPadに入れていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1722261749426-vzfm7PZisR.png?width=1200)
Quantitative
数学は問題解答自体はコピー用紙やノートに書き殴っており、その際には特にiPadを利用していた訳ではありません。
一方で、実際の問題練習を行う前にはKindleで「SPI対策本」や「中学数学の参考書」を購入し中学生時代を思い出す作業を行いました。
その際には、Kindle本をスクリーンショットでPDF化し、Good Noteに入れてiPadで学習をしていました。
KindleのPDF化方法は下記の記事を参考にさせていただきました。
また、Verbalとも共通ですが、オンライン学習サイトのMagooshのサービスを利用する際もiPadから学習にアクセスしていました。
以上MBAの中でぶつかりがちな2つの壁であるIELTS(TOEFL)とGRE(GMAT)に関して私を板ながら支えてくれたiPad君には頭が上がりません。
3.出願資料準備
メイン利用という訳ではありませんが、出願書類となるEssayなどの作成においてもGoogle Document内に保存し、外出先でも修正できるようにiPadだけを持ち歩いていました。
クリスマスの美しい景観を楽しみに訪れたチェコのクリスマスマーケット近くのカフェで黙々とEssay作成を行なっていたのがいい思い出です。
4.各種情報収集
また、その他各スクール毎のBroacher読解や、スクールビジットに向けた質問リストの作成および入学審査担当との会話メモなどもGood Noteで全て行なっていました。
特にGood Noteは録音機能があるため、説明会や会話などを陰ながら(本当はダメですが)録音して後日聞き返したりもしていました。
また、NoteやBlogなどから学校やMBA受験のTipsを確認を行うなどフル活用していました。
まとめ
これまでのiPadは学習ではなくもNetflixを見るための画面くらいにしか考えていなかったので、Apple Pencil(+Good Note)が開発されてからのiPadは本当に革命的で大いに役に立ちました。
世の中には、紙派 vs デジタル派の対立がある中で、私はデジタルに寄りつつも紙にも頼ってMBA受験を切り抜けました。
iPadやGood Noteの素晴らしさをここまで語っていた中でではありますが、所詮ただのツールでしかないため、どれだけハイスペックな機能があろうとも最後は皆さん自身の気合と忍耐が肝になりますので、諦めずに頑張ってください。
以上iPad大好きユーザーの1人の意見でした。
お忙しい中読んで頂きありがとうございました。
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