出動報告
平成が終わろうとしている時代、
警備士の仕事は
昭和のド真ん中のまま
ほとんど進化をしていない。
私の会社の場合、
仕事場に向かって家を出る際に
出動報告を義務付けられている。
出動報告します。
県南支社、財前警備士です。
只今より
ウララ美里に向かって出動します。
私の現場である ウララ美里・警備隊 では
携帯電話のショートメールで済ませているが
他の現場では
各支社に電話(通話)で報告している。
早朝や深夜は
各支社が無人になってしまうため
電話は本社に転送される。
当然ながら
それを受ける人員が必要になる。
完全に無駄な労力だと思う。
この時代、
誰でも携帯電話を持っていることを考えると
基本的に
出勤途中でも連絡は取れる。
そもそも
仕事に行くことは当たり前のことで
逆に
仕事に行けない状況に陥った時に
連絡をするのが世の中の常識。
少なくとも一般の会社では
何の疑問もなく
それだけで済んでいるはずだ。
しかし、
唐突に仕事を休む者が出ると
現場は混乱する。
そうならないための保険が必要になる。
そういった次第である。
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