自分がADHD(注意欠陥障害)だと分かった時の話


自分がADHD(注意欠陥障害)だと分かったのは35歳の時でした。

今は子供の頃から分かっていたりする場合もあるのでしょうが、自分らぐらいの年代だと知らずに大人になってしまう人も多いと思います。

とにかく苦労の多い人生でした。

特にアルバイトなど仕事を始めてからが大変でした。

他の人が簡単に出来る事が出来ません。

しかも、努力不足で片付けられます。

もともと家庭環境は良くなく、自己肯定感の低い人間でしたが、仕事で上手くいかない事が多くさらに自己肯定感は低くなります。

周りの人間は、バリバリと社員で仕事をしているのに自分は30才過ぎてもアルバイトです。それも、何とかこなしていけるくらいのです。

まあ、ここに羅列するのが嫌になるくらいの出来ない事が多い人間でした。

その時も、ある事が出来なくて悩んでいました。自分では一生懸命やっているのに、他の人よりも頑張っているのに出来ない。

きっと何か原因があるはずだ!

そんな時にネットを検索してADHDという障害を知ったのです。

その障害の特徴に見事に自分が当てはまる布です。

自分は障害者?

障害者という言葉にポジティブなイメージを持っている人は少ないと思います。

基本的にネガティブなイメージでしょう。

健常者より劣る存在みたいな。

自分も時間にして2秒くらいでしょうか?

障害?障害者?

とネガティブなイメージがよぎりました。

がしかし、その直後に

逆だ!

これはポジティブに捉えるのが正解だ!

と気持ちを切り替えました。

だって、そうでしょう?

今まで出来なかった事をさんざん自分の努力不足だと思わされてきたわけですよ。責められてきたわけですよ。

それが障害のせいであり、自分のせいではなくなるわけです!

やった!俺、障害者だったんじゃん!

不謹慎に聞こえるかもしれないけど、ホントそれくらい嬉しかったのです。

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