見出し画像

終の件

久々にnoteを開いた。

最後に書いてから10ヶ月経っていたらしい。ホントに今年は早い。

2月からの10ヶ月、たくさんのことがあった。

人生でトップクラスに濃く、
そして一瞬で時が過ぎていったと思える日々だった。

遊びに行ったり、就活したり、最近までは卒論に追われ、
自分自身の内面のアウトプットをしないことが多かったと思う。

そして、今日は本当に久々に夜追われることが何もない。

だから、こうして何か書いてみようと、
特に何も考えず、無心でタイピングをしている。

不思議なことでもある。

僕自身、最近まで卒論を書いていたと言ったが、僕の卒業論文は
約14万字と自分でも「アホだ」と思えるほどの量だった。

それだけ書いたのに、まだ何か書こうと思えるから、
自分自身も謎だ。うん。

さて、前置きは置いておき、先程特に何も考えずとあったが、
早速少しだけ矛盾する。

それは、今書いているテーマについてだ。

終(つい)とタイトルを付けたが、
10ヶ月の間に色々なことが終わった。

就活、恋愛()、学生最後の夏休み、卒業論文・・・

その中でも、一際大きな「終」が

授業

である。

そう。昨日で最後のゼミが終わり、学生として取る授業の全てが終わった。

そう、学校という学び舎で、学生として学ぶ授業はもうないのだ。

大学では、過去の経験から人間について学ぶことは一生役に立つと考え、
その道に進んだ。

その答えが今になって、ようやく分かった気がする。

昨日、ゼミで話をしているときに、
「他人のためにどうしてそこまでできるのか」と言われた。

確かに自分は、卒業論文を執筆するときに、
ほぼ毎日(自分が本当に危機的状況にあるorやむを得ない事情があるとき)以外は大学に行って、みんなの卒論を見て、真剣だけど、
自分なりにテキトーに解釈して、みんなのサポートをしていた。

色々な人に名前を呼ばれ恥ずかしかったけど、とても嬉しくもあった。

ゼミも決して、順風満帆ではなかった。

微妙な距離感が続き、来れない子も出てきてしまって、
誰がどう見てもいい状況ではなかった。

「ゼミで一つになるのはもう難しいのでは?」
11月1日夜。ゼミの終わる2ヶ月前にそんなことも話していた。

自分は嫌だった。

正直、今いる大学に来た理由のほぼ100%と言ってもいいぐらい、
大学を選んだのは今の自分のゼミに入りたかったからだ。

だからこそ、「ゼミをなんとかしたい」って思いが強かったのかなと思う。
それに、「上手くいかなかったら絶対後悔する」って確信もあったと思う。

みんなで卒論に立ち向かうようになって、だんだん人数が増えてきて、
ほぼゼミメンバー全員と話せるようになって。

心から楽しいと思えた。

そこからは早かった。
少しだけみんなより卒論が進んでいて、安定のなんとかなるっしょ精神が発動した結果。

自分はみんなといるときには、みんなのサポートに回ろう。
自分が頑張るのは、みんなには見えないところで。
それでいて、みんなに関わる以上、誰よりも頑張ろう。

と自分でするべきことが明確になったからだ。

そう、ゼミメンバーのみんながいなかったら、
きっと、僕は頑張ろうと思えていない。

いや、なんだかんだ頑張るんだろうと思うんだけど、
やらなきゃいけないから頑張るになっていたと思う。

前向きな頑張りか、後ろ向きの頑張りか、
それだけで、取り組みは大きく変わっていたと思う。

さて、最初に戻ろう。「他人のためにどうしてそこまでできるのか」

この解答は、「自分がしたかったから
これに尽きる。

自分がしたいことなら楽しめる。それがたまたま人のためになっていた。
結論としてはこれだけなのかなって。

正直、今年1年は精神的に病むことは少なかった。

今年1年、「自分らしく」というのを自分のスローガンにしていて、
それが出来ていた。

やっぱり、自分がしたいことを出来ているときは楽しいし、
精神的にも良い。

最初は自分のしたいことは自己完結することが多かった。
それが、人のために広がっていった。

人間について学んだ4年間。

本当に多くの人に支えられていたと思う。
時にはもちろん上手くいかない人間関係もあったけど、
自分と違うと割り切ればいいこと。
そしてもちろん。素敵な出逢いもたくさんあった。

どんな小さなことでもいい。
人のためにすること。それが自分のしたいことであること。
そして、それは絶対に後悔したくないこと。

だから、自分でしたいことをどんどん見つけて、それを実践していけば
自分はきっとそれでいいのだと。

よく、フッ軽って自分のことを言うけど、それも、自分でしたいことスイッチが入った瞬間に即してるだけなんだって。なんか妙に納得した。うん。

全ての授業を終えて学んだことはとても自分の軸になると確信した。

さて、学生としての授業を終えた今。
僕には後、ほぼほぼ真っ白なカレンダーが3枚ある。

そのカレンダーを後悔の無いように色を付けて、充実させたものにしたい。

自由な時間。したいことはなんでもしよう。

そして、今の大学で、今の学部で、今の学科で、今のゼミメンバーで
学べて良かったと心から思う。
本当に大学を後悔したことは一度も無かった。

改めて、出逢えた人に最大限の感謝を。

特にゼミメンバーへ。「あなたがいてよかった」と。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?