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レヴェナント 蘇えりし者

レオナルド・ディカプリオが
悲願のオスカーを獲った
「レヴェナント 蘇えりし者」
(2015年、アメリカ)が
Amazonプライムになってたので
久しぶりに見ることにした
過去のブログで確認したら
映画館で本作を見たのは
2016年5月3日だった

新作を見るたびに
これでもオスカー獲れんのか?って
首を傾げることもあったけど
正直、本作で
アカデミー賞主演男優賞を獲れるなら
「ディパーテッド」
「ブラッド・ダイヤモンド」
「シャッターアイランド」でも
いけたんちゃうかって思うぜよ

主人公グラスをガイドとした
毛皮ハンターの一団は
先住民の襲撃を受けて命からがら
なんとか逃げきるものの
休息の束の間に見回りしていたグラスが
熊に襲われ瀕死の重傷を負うことになる
仲間の裏切りで生きたまま埋められ
復讐する一心でそこから這い上がるが
これが実話というのだから恐ろしい

前に「ランボー ラスト・ブラッド」を
投稿したときにも書いたが
アメリカの映画には
キリスト教に結びつく描き方を
挿入していることに
ある日、俺は気付いた
イーストウッドの「グラン・トリノ」
「運び屋」にもそれは確かにあった
もちろん本作にも多大に描かれている

俺はこれまで
信仰心というものとは無縁だったし
今でも無信仰だが
歴史とか政治を学んでいけば
必ず宗教にぶつかることも学んだ
その中でキリスト教というのは
人間が生きる上でのテーマを
投影したり、問題提起するには
最も適した表現法なのかもしれない

“息をしろ、なるべく長く”
なんて息子に言ってたグラスが
まばたきをして死ぬことを選択した瞬間
戒めを受けるようなことが
次々とふりかかってくるのは
いかにも宗教的じゃないか
序盤で熊に襲われてから
言葉も少なく、苦悶な表情が多いので
元気なレオを見れるのはたった23分弱だ

Kazz Yanagawa

#レオナルド・ディカプリオ
#レヴェナント蘇えりし者  #Amazonプライム
#iPhoneXR  #キリスト教 #Lowden

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