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タイム・イズ・オン・マイ・サイド~「やっぱりJリーグが好きだ」自分版

サッカーキングというメディアで、「やっぱりJリーグが好きだ」と題してこういう企画をやっているのを見つけた。

みぎさんのも土屋雅史さんのも、どちらも非常に面白く読ませていただいたのだけれど、そこでへっぽこ素人物書きの自分がこのお題で書いたら、果たして如何なるものになるのか?と考えてみた挙げ句・・・。以下がその文章である。ご笑納いただければ幸いだ。

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Miss you

去年の12月初旬に終幕を迎えた2019年の明治安田生命J3リーグ。そこから約3が月足らずのインターバルを経て、2020年の明治安田生命J3リーグが幕を開けようとしている。

自分の推しチーム、ガイナーレ鳥取でも例外ではなく、シーズンオフへの突入と共に、選手の入れ替えがあり、短いオフを経て、米子市でのキャンプが始まった。
チームだけではなく、熱心なサポーター諸氏もまた、いろいろと準備に忙しいと思う。
チャントを作って公開する、ゲーフラやダンマクを作る、寒空の下にもかかわらず練習や練習試合を観に行き贔屓の選手を見つけて、その選手に対する思いを馳せたりする。公開された日程を見て、今季の観戦計画・遠征計画を立てるのに大わらわ、という人もいるだろう。
それぞれの立場でのシーズンインの準備が続いている。今年はどうやって応援していこうか、などと思いを巡らせるのもこの時期ならではと言えるだろう。ある意味、シーズン中よりも楽しい時期なのかもしれない。

確かに試合がない間は、選手の躍動をなかなか容易に見られない分、フラストレーションは溜まるかもしれないが、それも試合の時期になってくると次第に解消される。
実際、そういう人々が、いざシーズンが始まると楽しそうに応援し、スタジアムの雰囲気を作ろうとする。そのシーンを今年も自分は待っている。

You can't always get what you want

さて、そんな中で自分はどうなのか。相も変わらずガイナーレ鳥取について駄文を書き散らかす予定ではいる。
つまるところ、自分にはそれしかできないからだ。下手な写真を撮ったり、文章を書いたり。他にも何かするかもしれないけれど、とりあえず今の時点では、いつもの如くそれをすることを考えている。

脳梗塞の後遺症は、正直言うと小康状態っぽくなっているが、脚は若干動きが悪くなった気がする。単に、今が寒い時期だから余計に縮こまり気味なのかもしれないが、でも、階段の上り下り(特に上りの方)が以前よりは少し辛い気がする。
ただまあ、それは自業自得だし、誰を恨むわけにもいかない。尾藤イサオの有名な曲ではないが「誰のせいでもありゃしない。みんな、おいらが悪い」のである。

だけど、こんな自分でもサッカーを楽しむことはできる。その権利ぐらいはある。だから、自分にできるやり方でガイナーレ鳥取を満喫しようと思っている。
自分の身体の状態が、ゴール裏での応援行為を困難にした今、もうその界隈に戻ることはできない。戻れば何かしらの迷惑をかけてしまうだろうし、現在ゴール裏にいる人たちだって、自分たちの周囲に脳梗塞の後遺症でまともに喋れない、叫べない、アクションもできないようなおっさんがいたって、おちおち応援なんかできないだろう。ならば自分はゴール裏に戻れなくても構わないし、むしろそれをしたい人がゴール裏にはじゃんじゃん集うべきだと考えている。
自分はメインスタンドかバックスタンドか、どっちでも構わないが、陣取って写真を撮ったりできればそれで良い。

病気をしたおかげで、望んだことが必ずしもできるわけじゃなくなったけれど、こういう状態だからこそ自分のできそうなことをしてみようと思っていて、その方面を楽しんでいるつもり。

Start  me up

そんな中、今オフもアクティヴなガイナーレ鳥取にこのような話題が飛び出した。

スポンサー企業の一つである流通株式会社が、所有する観光バスのうちの1台をエンブレムやマスコットのガイナマンなどをあしらったラッピングバスに仕立て、走らせることとなったようだ。

こうしたバスを持つ一部チームについて、実は羨ましく思っていたのだが、遂にガイナーレもこうしたバスを使うことが可能になったようだ。
当初の所有目的である観光バスとしては当然使うのだが、クラブ用のバスとしても使うらしい。
今後考えられることとして、選手がこのバスに乗ってスタジアム入り、ということもあるかもしれない。もしそれが実現すると楽しみになってくる。

かつて、バードスタジアムにはこういうバスが来たことがある。

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今度のガイナーレラッピングバスでも同様の光景が見られると良いのだが。とりあえず、何処かの試合で選手を乗っけてきていただくと嬉しいと思ったりする。

Time is on my side

そして、3/8のとりぎんバードスタジアムでのカターレ富山戦を皮切りに、ガイナーレ鳥取の2020年シーズンが始まる。

今年のスローガンは「 #情熱2020 」だ。その理由はこの辺をご覧いただくと良かろう。

あくまでも当てずっぽうに過ぎないが、Jリーグ参入からは10年、JFL参戦からは20年という、節目の年だからこそ、いつもだとこの種のフレーズの頭につく「強小〇年」を敢えて冠せず、シンプルに「 #情熱2020 」にしたものと推測される。実際のところは知らないが、そういう辺りではないかと初めて聞いた時から漠然と思っている。

そしてユニフォームも買ったし、準備もできつつある。あとは鳥取行きならば試合のちょい前に列車のチケットを買うだけだ。

鳥取で米子でその他の土地で、今年はどんなシーンが待っているだろう?歓喜が多いか、落胆が多いか、それはわからないが、一つだけ言えるのは、どちらにしても、自分はあまり左右されることなく自分のできることをシンプルにやっていこうかな、と思っているだけ。

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もう既にYBCルヴァンカップが幕を開け、間もなくJ1リーグやJ2リーグも開幕する。そしてガイナーレ鳥取を含むJ3リーグも続いていく。
自分が見るのはJリーグだけではなく、JFLや地域リーグ、県リーグなどもあるけれど、兎にも角にも、Jリーグを中心とした1年がもうすぐ本格的に明けるのだ。

さあ、何はともあれ今年も思う存分、サッカーを、Jリーグを楽しもう!

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。