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俺は今年も風任せ

皆様、2024年が明けました……が、能登半島を中心に津波込みでデカい地震はあるわ、羽田空港で航空機2機が絡むエラい事故があるわ、何だか波乱の幕開けになりました。
こういう時に祝詞を述べても良いものか、と、やや逡巡するところではありますが、何はともあれ、明けましておめでとうございます。
復活を宣言してからの拙noteの更新頻度は少なめですが、単に書いてる人間がものぐさなだけですので。
「読ませろてめえ」とか、気が向いたらケツでも叩いてやってください。

さて、自分が応援してるチームの簡単な2023年の回顧と、それらとの2024年の関わり方について簡単に。

ガイナーレ鳥取

前身のSC鳥取を2002年に見始めてから、もう20年以上になる、すっかり古なじみになりました。

23/04/29奈良クラブ戦の開始前

そりゃまあ、願わくば、カテゴリが結果として上がってほしいな…って思いますよ。
もうJ3でさえ10年ですよ。いい加減、J2に戻ってみたいとは思います。

でもね……、そのためにも、クラブに体力があってほしい。無理をして背伸びして挫折して…ではイカンのですよ。
いつぞやのシーズンみたいに「次季に向けて上のライセンスが取れないので昇格は諦めます」みたいな話になっても困るわけで。
あの時ガイナーレ鳥取に籍を置いていた選手スタッフ一同が、最もキツかったのではないかと今でも思うんです。

去年、つまり2023年はこういうシーズンでした。

大敗はほぼ無く、点差がついても2点差まででした。その一方、打ち合いになるケースも多かったですね。
開幕節の相模原戦、3~4節の愛媛戦・讃岐戦、6節の八戸戦など、点はたくさん入るのですが、勝てても負けても分けてもキツい試合が多かったように思います。
そうこうするうちに監督が替わりました。

金鍾成さん(現FC琉球監督)が6/18に解任になり、ヘッドコーチだった増本浩平さん(現ギラヴァンツ北九州監督)が6/20に暫定監督に就任しました。
更に同日、空席になったヘッドコーチには強化部長の小谷野拓夢さんが就任したわけです。
一気に青年内閣になりましたが、ある種のカンフル剤にはなったんじゃないでしょうか。
勝てない時期もあったので、一概に成功とまでは言わないとしても、監督交代の成果は上々に近かったのではないでしょうか。
交代後、長らく「暫定」の冠をつけられた増本さんは、10/17の段階でその冠を外されることになりました。

ただ、せっかくそうなったのに結果に恵まれず、だからこそ、来季はお役御免になったのかな、という気もします。
スタッフの刷新によるコンプライアンス等の強化、という狙いがあったにしても、です。

このリリースは増本監督のだけ取り上げましたが、他に清水コーチや金GKコーチも同じように契約満了となっています。

で、次に誰が来るのか、といえば…

林健太郎さんでした。指導歴がやや心許ない気もしますが、そう思っていると、ガイナーレはいくつか隠し球を用意してきました。

FCバレイン下関のコーチだった倉田さんを連れてくる。更に唯一コーチ陣で去就不明だった小谷野さんが続投になり…

トップチームオペレーションサブマネージャーなる仕事にも就くという、なかなかに野心的な人事まで決まりました。
メインのマネージャーはこの方です。バックステージプロジェクトの方で、代表権を持たない取締役をされていた方ですね。

これらのことから、若い人たちに代替わりしつつ、新しいガイナーレ鳥取を作り出していこう、という意欲を感じずにはいられません。
成功するかどうかはまだわかりませんが、このクラブにとってのある種のエポックではないかと思いました。

選手も多少の入れ替わりがあります。
最初にレイラック滋賀に期限付き移籍していた小山珠里選手が満了発表になっています。
続いて重松健太郎選手(現FC大阪)、増谷幸祐選手(現FC琉球)、大久保優選手の3選手が第二弾の満了発表になりました。
以下、遊馬将也選手が引退し、チームの強化部主任になることが発表され、知久航介選手、石井光輝選手(現AC長野パルセイロ)、牛ノ濵拓選手(現ギラヴァンツ北九州)、飯泉涼矢選手(現水戸ホーリーホック)、文仁柱選手(現FC岐阜)、田村亮介選手(現奈良クラブ)、鈴木順也選手(現FC琉球)が去っていきました。

なお、この人たちは残りましたね。

遊馬主任、長谷川選手に高麗選手

残る選手も多く、新しい選手も期待できそうなので、ピタッとくれば面白くなりそうです。
そして、発信力が恐ろしく高い独身Jリーガーこと田中恵太選手が残留したことにより、いろいろ楽しい動画が見られそうです。

まだ契約動向が発表されていない選手が数名いますが、これも概ね発表になっていくでしょう。
何にしろ、楽しみなガイナーレ鳥取であります。

ポルセイド浜田

もういっちょ、こちらについて。

23/12/24ミラクルスマイル新居浜戦試合後

村松裕樹監督を迎えて、今までとはちょっと違うポルセイド浜田を見せてくれたと思いますよ。

2023シーズンのスローガンは「大胆」です。

この文字通りに行けるか

最初の2試合(ヴィンセドール白山戦、広島エフ・ドゥ戦)を見た時、引き分けたものの、これは明らかに今までとは違うぞ、と思いました。
続くボアルース長野戦。これは追いすがったものの敗れました。結果だけ見れば、いつも通りの敗戦に見えたかもしれません。
しかし、2018年シーズンの対戦ならほぼ為す術なくやられていた(事実、一番最初に見た2018年のカードでは惨敗でした)のに、この強いボアルース長野に肉薄したのですよ。

肉薄したけど惜敗
選手たちの目は死んでない

その2018年のカードに出場していた選手が何人かいます。浜田にもですし、長野にもいます。
背番号8・9・10(三浦選手、布田選手、橋岡選手)があの試合を知っています。
背番号13の岡本選手は、今は長野にいて、今回長野の選手として得点さえも決めています。

ただ、あの試合は明らかにポルセイド浜田の在り方を変えたと思います。
その辺りも含めて書いたつもりなのがこちら。客入りも今季最多でしたし、それに相応しい熱戦でした。

ただ、この次の葛飾戦がいけなかったと思いました。あの試合では村松監督が退場になりました。
あれで、少し流れが止まってしまった感があります。

退場になった理由が侮辱とだけ書いてあるので、それ以上の退場に至った根拠は知りません。
ただ、同時にカードを受けた布田選手が異議と理由を書かれているので、恐らく布田選手と共に異議申し立てをした際に何らかの強い言葉か何かを言ったのでしょう、と推測でしかものが言えません。

ともあれ、これで4試合ベンチ入りできなくなったわけです。これは非常に大きかったと思います。

村松監督が不在の間(いるにはいましたがベンチ入りはしていません)、ポルセイド浜田はもがき続けました。
でも、村松監督が戻った最初の試合であるアウェイ広島戦で、勝利をゲットしました。

但し、それでグッと上向きになれるのかというと、そうでもなく、それからも苦杯をなめ続けました。
結果的にはシーズン最下位なんですが、でもせめて、最後の最後に一矢報いたい。

だから #1224浜田を青く染めろ みたいなハッシュタグを作って、XやInstagramで大キャンペーンみたいなのをやったわけです。
私もX中心にいろいろポストしましたし、noteでもこんなの書きました。

それでお客が何人来るかなんて、私は知りません。ただ、こういうのを書いて「浜田にもこんなチームがあるよ!」というのを知らしめたかっただけです。

結果から言えば、6-2で勝ちました
入場者数は306人。それが多いか少ないかと言われれば、多いとまでは言えないでしょう。今季最多の入場者数(今季最多は前述の通り、ボアルース長野戦の377人)でもありません。

23/12/24試合後のセレモニーで挨拶する久保研二キャプテン。
隣は後藤駿介選手

しかし、目前で見られたのは紛れもなく凄い試合でした。

私が列車をうっかり乗り過ごすぐらいには。
そういうきっかけをくださり、旗を振ってくださったサプライヤーのrexvaさんに感謝は絶えません。

今年の自分

基本的にはガイナーレ鳥取最優先のつもりでいます。
次がポルセイド浜田。
その次はディオッサ出雲かもしれませんが、いずれにせよ主眼に入れるのはその二つ。
あと、Yonago Genki SC。去年大して見に行ってないので、三菱水島戦と福山シティ戦、バンメル戦、いわみ戦、バレイン戦ぐらいは行きたいですね。
SC鳥取ドリームスは、CSLの後座になったりするので、かなり優先度が下がるかもしれません。

観戦スタイルは、カメラを手に試合を下手なりに撮影しながら観戦することにしますが、ディオッサは運営規則上カメラで試合を撮影できないので、観戦機会があったら大人しく見ます。

何にしろ、私なりに追っかけます。

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。