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営業中に清掃するのはアリ?ナシ?誰がする?

こんにちは、山内かずまです。

今日は、お店のクリンリネスについてお話ししたいと思います。
皆さんの働くお店は、日々のお店の清掃ってルール化できていますでしょうか?
オープン作業、閉め作業、毎日決まった箇所を清掃されて毎日ある程度の清潔感を保たれていると思います。では、それ以外の箇所についてはいかがでしょう?
暇な時間を見つけてやる?僕はそれはナンセンスだと思います。
なぜなら、営業中に掃除をしているとお客様の来店に影響するからです。

実際に思い浮かべてみてください。

ガラス張りのお洒落なお店を外から見た時に、ノーゲストで掃除をしているお店、まだオープンしてないのかな?と思いませんか。オープンしていたとして、掃除していて埃が舞っているお店に入りたいと思いますか?お客様が来店されたら清掃は辞めるつもりだったとか、そんな事は、お客様からしたら分からない筈です。
あるいは外から中が見えないお店、のれんをくぐったり、エレベーターの扉が開いたら1番初めに目に入ったのが掃除するスタッフの姿。引き返したくなりませんか?
更に、24時間営業のお店にありがちな事ですが、お客様がお食事されている目の前で清掃が入ることがあります。大手ハンバーガーチェーンさんはうまくお客様の目に入らないようやられていると思いますが、いくら単価の低い定食屋といえど気持ちの良いものではない筈です。

かといって、閑散とした時間を有効活用しない手はないです。暇しているアルバイトさんを使わないのは勿体無いです。

営業中の清掃は客席から見えない位置に留めよう

これにつきます。ここでもう1つ、声を大にして私が提唱したい事があります。

営業中の清掃は新人ではなく信頼のおけるスタッフに指示しよう

清掃って新人スタッフの仕事じゃないの!?
多くの方がそう思うでしょう。勿論、何事も下積みとして清掃からという古来からの職人的な考え方は大いにアリです。しかし、お客様の目の前で活動するサービススタッフについては逆なんです!その理由をわかりやすく解説します。

①経験の浅いスタッフではお客様から目を離してしまう。
単純に、彼らはやる気がありますし仕事の選択肢が少ないので与えられた指示に集中してしまいます。入口のお客様に気がつかない、お客様が店員さんを呼びたいのに気がつかない。という状況を生じてしまいます。その点、ベテランスタッフの方がいくらか気配りができるでしょう。

②先輩が率先して清掃する姿を見せる事で後輩が育つ、また腐る事を防ぐ。
清掃って多くの場合が面倒な業務だと思います。面倒な仕事を押し付けられ続けるとあなたならどう思うでしょうか?きっと面白くない筈です。それを上司が率先して行うとどうでしょう?もし貴方が部下の信頼を既に得ているのなら、部下はきっとこう思う筈です。先輩にそんな事させられない!もしくは感謝を感じるでしょう。また、貴方が率先して動く事で、上司、部下、同僚、多くの人間の信頼を得る事もできるでしょう。

③新人では清掃の辞め時が分かない、先輩の方が小慣れていて効率がいい。
文字通り、どこまで綺麗にすれば良いの?ってやつです。よく分からない仕事を手探りで行うことは、真っ暗な洞窟を恐る恐る進むことに等しいです。それでは歩も遅くなるし、作業スピードを考えても非効率でしょう。

勿論、厨房内のグリストラップなど、新人の仕事と捉え、下へ下へ受け継いでいくルーティンもうまく機能していればありです。しかし、サボる(腐る)という状況を生じているのなら、先ず貴方が動いてみてはいかがでしょうか。私の働く店舗では、以下スタッフが日々の清掃サボっている際、料理長自らが行動しています。部下も当然付いてきます。反省し、翌週には自発的に行います。フロアースタッフが厨房の清掃を行うのも効果的です。これで心を打たれなければかなり闇は深いです。最悪なのは、部下も上司もルーズな場合です。問題外ですね。誰かがテコ入れしてください。店が、害虫、害獣の巣窟になり、別途駆除業者を雇わなくてはいけなる前に。

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まとめ

営業中の清掃はお客様の見えない位置に留めよう(24時間営業の店舗はタイミングや、お客様が気にならない工夫をしよう)

営業中の清掃は仕事のできる人にやってもらおう

以上を頭に入れて営業に取り組んでみてはどうでしょうか?

みんなで幸せになろう。

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