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2024/05/23 日記|添い寝のご指名

昨夜寝たのが12時半だったのだが、6時過ぎに目が覚めてしまった。夜中にも何回か目が覚めた気がする。やはりメラトニンサプリ一個では足りなかったのか。でもそもそもなくてももう少し熟睡できるようになりたいんだけど、もう歳なのか、昼間の活動量を増やせばいいのか。はてさて。

娘を保育園に送って行く途中で、少しだけ新居に寄ってリノベの進捗を確認。昨日渋滞で来られなかったというキッチン組立の作業員さんたちが今日は来ていることを確認する。よかった…間に合うの?!と聞くと、土日も作業してなんとか間に合わすとのこと。(土日に作業するのはドイツ的には珍しい。特に日曜日。)
普段大人しくてめったに怒らないうちの旦那が、「高額の請求書ばっかり来て全然進まないとは何事だ!」と珍しく憤慨している毎日なので、時間に融通のきく私が日参して作業員の皆様にプレッシャーをかけて回っている。効果がでてるのかは疑問だが。

午前中はzoomで打ち合わせをし、子供の昼ごはん用の離乳食を作っているうちに子供がシッターさんに連れられて戻ってきた。今日は公園で会った子に触発されてたくさんハイハイしたらしく、ズボンの膝から下が土でしっかり汚れていた。いいぞいいぞ。
お腹も空いていたようで、お茶碗いっぱいの離乳食をあっという間に平らげた上にミルクもしっかり飲んですぐに昼寝に入った。下の子は本当になんでもよく食べる。なんなら、4歳離れている姉より食べる勢いである。上の子の時は、あまりに離乳食を全くたべないのでノイローゼになりそうになったが、同じ親から生まれてきてもこんなに違うのかと思うほど、下の子は食べさせることに全く苦労しない。なんでもモリモリよく食べる。これが個性というものか。

余談だが、私は子供の前で姉弟間や友達と比較する発言を極力しないように細心の注意を払っていて、夫とも話し合って彼もその方針を貫いてくれている。
というのも、自分が親や祖父母から妹や同級生と容姿や成績やその他諸々を悪気なく比較される発言を浴びて育ったため、それにいつも傷ついていたし、妹との仲が微妙なのはそれが大きな要因だとすら思っているから、それを子供には絶対にしたくなかったのだ。

これは、言うのは簡単だが実行するのはかなり難しい。というのも、例えば「〇〇くん(弟)はよく食べるねぇ。〇〇ちゃん(姉)の時は全然食べなくて苦労したのに。」とか「〇〇ちゃん(姉)は慎重派だけど〇〇くん(弟)は大胆派だね」というような、ナチュラルに比較するコメントを本当に悪気なくついついしてしまいそうになるからである。
育児のセオリーにも子供を比較するなとあるし、自分の実体験的にも比較はされて気持ちの良いものではないので、なるべく避けているのだが、そのせいなのか関係ないのか、今のところきょうだい仲はとても良い。
上の子は朝起きたら一番に弟のところに飛んでいって顔にキスしたら頬ずりしたりしているし、下の子も姉の顔をみた瞬間にとっても嬉しそうにキャッキャと喜んでいる。いわゆる赤ちゃん返りや、下の子にヤキモチを妬くということも今のところ全く観察されていない。
ぜひともこのままずっと仲良くいて欲しいものである。

比較といえば、日本に帰国するたび、身内・通りすがりの人問わず度々子供たちの容姿についての発言がでる。「色が白い」「目が大きい」「やっぱりハーフっぽいね」「髪が茶色いね」などなどである。ドイツにいると、こういう発言はむしろ御法度(ルッキズムや人種差別的なニュアンスを避ける配慮と思われる)で家族間でもコミュニティ内でもまったくされないので、日本に帰国するたびに慣れなくてびっくりしてしまう。

そんなこんなで、夕方から夜はワンオペで下の子にご飯を食べさせて寝かしつけ、上の子をお風呂にいれ、大人のご飯を用意して、とバタバタ。最後の方は疲れからいろいろ嫌になってきて娘への受け答えがぞんざいになってしまう。ごめんよ、娘よ。
寝かしつけの時、一緒にベッドに横になってハグして少しおしゃべりして寝かすのは、この夕方の対応のぞんざいさを帳消しにしたいという後ろめたさがあることは否めない。娘もそれを感じ取っているのか、一緒に寝る相手のご指名はいつも母である(父はめったに指名されない)。子育てセオリーだと、早く自立させるために1人で寝かせた方がいいという考え方もあるようだが、私はいつの日か、もうお母さんと寝たくない、と言われるまでできればこの添い寝特権を行使し続けたいと思っている。

寝かしつけた後、請求書の整理と新居の壁紙選びにとりかかる。インテリアデザイナーさんに提案された黒とグレーの壁紙は私も夫もどちらも気に入らず、自分たちでネットで探し始めたのが運の尽き、次から次に素敵な壁紙が目に入り、壁紙沼にハマってしまったようである。探すだけ探し散らかして、まったく何も決まらないままもう寝ることにした。

家づくりとはかくも長いプロセスなのだなぁ。

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