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「面接で就活生からよく聞かれる6つの質問」社長として正直に答えてみた

4月は、就職活動が活発になるシーズンですよね。ありがたいことに、ユニークワンの新卒採用への応募も増えています。

数多くの選択肢から就職先を決める就活生にとって、気になることはたくさんあると思います。会社の良いところだけでなく、ぶつかっている壁や課題も気になるはず。

今回のnoteは、就活生の方からよく受ける質問に回答していきたいと思います。現在は組織体制上、就活生の方と関わる機会がそこまで多くありません。その分、包み隠さず本音で答えたいと思います。



1.学生時代にやっておくべきことは?

当社に限らず、どの会社でも聞かれることの多いこの質問。個人的には正直「好きなことをして遊んでいればいい」と思います。

さすがにちょっと雑過ぎるので笑  付け加えると「学生時代にしかできないことをやるべき」という意味です。

学生生活は社会人生活よりも時間を自由に使えます。たとえば「1週間寝ずにゲームに没頭する」「海外に1ヵ月行く」など、時間をたくさん使えるのは学生の特権です。

ちなみに私は大学生時代、毎年冬はスキー場でバイトをしていました。スノーボードのインストラクターとして働いていたんですが、数か月住み込みで働いた経験は今思うと貴重です。

勉強よりもバイトや遊びメインだった学生時代ですが、インストラクターの経験は今考えると結構仕事に役立っています。スノーボードのレッスンは、老若男女さまざまな方へ教えます。その際「どうすれば目の前の人は満足してくれるか?」という視点で伝え方を常に考えていました。人によって、理論的に説明したほうが良いこともあれば感覚的に伝えたほうがいい場合も…。目の前のお客様を満足させるための観察力・言語化能力はだいぶ鍛えられたような気がします。

こんな感じで、一見役に立たなそうな経験も振り返ると意外にも価値があることは結構あります。逆に言うと、「会計」や「マーケティング」のような専門知識を学生のうちから焦って学ぶ必要もないかな、と考えています。

学生時代の勉強は、どうしてもインプットメインです。いくら本を読んでも、実践する場がほとんどないはず。一方、社会人になると「表計算が必要だからExcelを勉強しよう」「財務諸表を読まないといけないから会計を勉強しよう」とアウトプットありきの勉強が必要になります。アウトプットがないと身に付かないはずなので、勉強はむしろ社会人になってから頑張ったほうが良いです。


2.新卒で入るなら大手?ベンチャー?

これもよくある質問ですよね。ただ、ほとんどの場合「大手」と「ベンチャー」の定義があやふやなまま質問されます笑

※ちなみに以前「ベンチャー企業のとは?」のテーマでnoteを書きました

そもそも「大手」vs「ベンチャー」という対立に違和感があります。

会社規模や年数、社員の年齢などでなんとなくこの対立構造がある。私としてはその判断軸は一旦置いておいて「成長する企業」に入社するべき、と思っています。

成長する企業とは、売上がどんどん伸びている企業。なぜ成長企業がおススメかというと、売上に伴い会社規模も大きくなるので、管理職のポストが増えます。ポストが増えるということは、若手の抜擢チャンスも多いということです。結果として、自分自身も成長しやすい。

伸びている企業を見つけるには、伸びている業界に目を付けるのが手っ取り早いです。業界全体が伸びていれば、企業も自然と伸びます。一方、いくら会社として伸びていても業界全体が縮小していると、いずれは苦しくなるかなと思います。

上りと下りのエスカレーターはどちらが昇りやすいか?を考えれば意外とシンプルです。


3.会社で活躍しているのはどんな人?

一言で言うと「相手の体験を想像する力がある人」です。

これは、ユニークワンだけでなく前職のNTTドコモも含めて、どの職場でも共通の資質と言えます。

仕事とは「期待に応えること・超えること」だと思っています。お客様はもちろん、上司や同僚、外部パートナーも含めてです。

たとえばお客様から「広告運用にかかる費用を教えてください」と言われたとします。その時「初めてWeb広告を出す方だからこういう不安があるかな?」とお客様の立場も想像する。そうすると、ただ費用を伝えるだけでなく「初期費用に●●は含まれておりませんのでご注意ください」と、寄り添ったコミュニケーションができます。

このように「相手の体験を想像できるかどうか」は、どの仕事においても肝になります。一見難しいかもしれませんが、実は新卒1年目の方でも簡単に実践できます。

具体的には、上司や先輩から仕事を依頼された際、できる限り背景を把握するように努めてください。背景を理解することで「もし自分が先輩だったら・・・」「もし自分が上司だったら・・・」と仮定ができて、自分に期待されている行動を推測しやすくなります。「もし●●の立場だったら・・・」と相手の体験を想像するのは、社会人になって一生使えるテクニックです。

ただし「期待を超える」という意識が強くなりすぎて、イエスマンになるのは避けるべきです。できないことはできない、分からないことは分からないと言わないと、結果として期待を裏切ることになります。期待値をコントロールするのが大切です。


4.どういう新卒社員と働きたい?

新卒採用の方には将来的に活躍してくれることを期待しています。配属まもない新卒の方に、多くを望みません。素直で気持ちのいい、元気な人と働きたいです。

当社の採用方針は「信頼できる人」です。新卒・中途に関わらず、人間性を重視しています。スキルは後天的に身につきますが、人間性はなかなか変わらないからです。

先ほどの「相手の体験を想像する」という話で言うと、新卒の社員が期待されているのは「元気に出社して職場を明るくすること」です。入社してすぐは、出来ないことばかりで当然。ですが、とにかく明るく会社に来てくれる・皆と気持ちよくコミュニケーションを取れるということ自体が重要なのです。


5.ユニークワンの課題は?

1番の課題は「採用」です。

インターネット広告業界は市場が伸びているので、会社の売上も伸びています。競合に対してどうのこうの、というよりは「成長する市場にどう対応していくのか?」という課題に直面しています。

特に、エンジニアとメディア編集の採用に苦戦しています。職種上、そもそも採用市場にいる人数が少ないという課題もありますが、ユニークワンを選んでもらえるよう取り組んでいます。


6.今後ユニークワンで力を入れていきたいところは?

組織づくりで言うと、意欲のあるメンバーが管理職の経験を積める機会を増やしていきたいです。

ユニークワンでは4月から、部長-グループ長-チーム長-メンバーの4階層の組織体制になります。階層が増えるとスピード感が落ちそうに見えますが、実はそんなことありません。フラットな組織よりもピラミッドな組織の方が、コミュニケーションの経路が少ないんです。

組織全体としてコミュニケーションコストが減って、よりスピーディに動けます。メンバーにとっても、分からないことは誰に聞けばいいのか迷いません。

営業戦略の観点では「全国展開」に力を入れていきたいです。2020年の秋ごろから本格的に取り組み始めた「リード獲得」が実を結び始めています。

Webメディア運営事業についても、運営エリアは全国に広がっています。海外展開にも踏み出しています。

現在はエリアを問わず、Webマーケティング・Webメディアどちらも全国から問い合わせが来ています。ただし、大量のリードに対応できる仕組みがまだ整っていないのが正直なところです。

リード獲得、Webメディア運営、Webマーケティング支援…それぞれで上手く回っている歯車がうまくかみ合えば、指数関数的に会社が伸びてくるはずです。この仕組みづくりは、今後一番注力していきたいと思っています。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ユニークワンに興味がある方は、ぜひ採用サイトを覗いてみてください!

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