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なぜおじさんはゴルフをするのか?仕事に役立つゴルフの魅力!

新潟にUターンしてきて感じたことのひとつが「若者がゴルフしない」ということです。

首都圏のゴルフ場は若者も多かったですが、新潟のゴルフ場にきて「おじさんしかいないじゃん」と感じました。

ただ、データを見ると新潟に限らず全国的に若者はゴルフをしない傾向にあるようです。

若者がゴルフをしない理由“第1位”は…?1000人にアンケート」の記事を見ると、平成生まれの約7割がゴルフ未経験だという結果が出ています。

ラウンド(ゴルフ場で18ホールすべて回って競技すること)経験がある若者に至っては、1割程度しかいません。しかもこの1割も、東京や大阪などの都心部に偏っている気がします。

「ゴルフをしたことがない理由」については「費用が高い」「道具をそろえるのが大変」「プレイ時間が長すぎる」という答えが。

「費用も時間もかかるのに、なぜおじさんはゴルフをするのか?」と疑問を感じている若者が多いみたいです。

でもゴルフ愛好家の僕から言わせると、おじさんはただ遊びでゴルフをしているわけではありません!おじさんは仕事のためにゴルフをしているのです。

今回は仕事で役立つゴルフの魅力について語りたいと思います。


最初はゴルフが嫌だった。面白くなったのは「ゴルフをスポーツと考えなくなった」から

僕がゴルフを始めたのは新入社員の時。当時の上司に無理矢理ゴルフに連れて行かれたのがきっかけでした。

今でこそ熱心にコースを回っていますが、始めた頃はゴルフが嫌でした。まったく面白くなかったです。

野球をしていた自分にはスポーツとして物足りなかったです。時間がかかるのも嫌でした。ゴルフの道具をそろえるための初期費用もかかります。打ちっぱなしやゴルフ場へ行くにも費用がかかります。

それこそ今の若者が「なぜあのおじさんはゴルフをしているの?」と不思議に感じるデメリットをすべて感じていました。

でも嫌々ゴルフを続けている内に、ふと「ゴルフは飲み会に似ているのではないか?」と思うようになりました。そして「ゴルフをスポーツではなく飲み会と考えたらどうだろうか?」と考えるように。

「ゴルフは飲み会」と考えるようになった途端、ゴルフが面白くなってきたのです。

なぜゴルフは飲み会に似ているのか?僕が考えるゴルフの魅力

なぜ僕は「ゴルフは飲み会に似ている」と思うようになったのか。ゴルフには飲み会に似た魅力があったからです。

世代を超えてプレイができる

「若者はあまりゴルフをしないイメージがある」と前述しましたが、それでもゴルフ人口はまだまだ多いです。

そしてゴルフは小学生の子どもから80代のお年寄りまで、幅広い世代で楽しめるスポーツ。そういう意味では飲み会以上に年齢を問いません。僕のゴルフ友達も、最年長は84歳です。自分の親よりも年上の友だちができるのも、ゴルフの大きな魅力です。

サッカーや野球ではこうはならないですよね。40代と80代が真剣にサッカーボールを蹴り合う、なんて
ことはほぼ不可能です。

新しい出会いに繋がる

ゴルフは基本的に4人でやるスポーツです。たとえばゴルフのメンツが3人集まると「あと1人、どうしようか」となります。そういう時は3人のうちの誰かの知り合いを誘うので、自然と出会いが広がっていきます。

僕が東京で勤めていた会社を退職して新潟に戻ってきた時、実家の農家で働いていました。その時、新潟の経営者の方にゴルフに誘ってもらいました

平日の昼間からゴルフができる大人なんて、経営者か農家のどちらかです。年齢の近い経営者と一緒にコースを回るうちに、会社経営を身近に感じられるようになりました。

その結果、自分でユニークワンという会社を設立するまでに。ゴルフを通じて経営者と知り合うことがなければ、起業という選択肢は遠い存在のままだったと思います。

また、ゴルフをきっかけに仕事につながることも多いです。ゴルフを通じて知り合った人からの受注は、少なく見積もっても2億円は超えています。

別に「仕事をもらおう!」という意識でゴルフをしているわけではありません。でもゴルフを通じて仲良くなる中で相談を受けて、仕事につながったことはたくさんあります。これは広告業という、あらゆる業界にサービスを提供できる職業だからかもしれません。

長時間プレイするので仲良くなれる

ゴルフは午前9ホール、午後9ホールの計18ホールを回ります。食事や休憩時間を除いて、すべてのホールを5時間以内で回るのが目安です。

食事や休憩時間を含めると、一日がかりで行うスポーツになります。

「時間のかかるスポーツだな」と思われた方もいるかもしれません。でも、4人という少人数で長時間プレイするため、一緒に回っている人たちと仲良くなりやすいです。

まず4人という人数がちょうどいい!コースを移動している時に会話がしやすい人数です。

またコースはカートに乗りながら移動することが多く、この移動時間に一緒にプレイしている人たちとコミュニケーションが取れます。ふだんは15分のアポを取るのが難しい人でも、ゴルフならゆっくりお話ができます。

飲み会でもコミュニケーションは取れますが、人数が多かったり時間が短かったりしてコミュニケーションが取り辛い時も。

長時間プレイするゴルフは、少人数でがっつりコミュニケーションを取りたい時にはぴったりなのです。

データを分析して改善できる

ゴルフはその日のスコアが明確に数字として出ます。「今日は調子いいかも」と思ってもスコアがいまいちだったり、逆に「調子悪いなー」と思っても案外スコアがまとまっていたりします。まるで会社経営みたいです。

僕は以前スノーボードをやっていました。趣味の範囲を超えて、競技として取り組んでいました。スノーボードは他人が採点する競技です。それはそれで数字として出るのですが、細かい分析は不可能でした。

また日々の練習でスコアが出ることはありません。動画を撮影して「以前より良くなった」と、自分の感覚で改善していくしかできませんでした。

ゴルフは全体の打数をショット・アプローチ・パターを数字で分解できます。前半と後半とか、ロングホールとショートホールとか、あらゆる観点でデータ化して分析できます。このように1人でデータを分析し、改善できるスポーツは少ないのではないでしょうか。

ゴルフの魅力をいろいろと並べてみましたが、ゴルフが飲み会に似ていて、飲み会やそれ以上の魅力があると感じられたのではないでしょうか。

ただゴルフの魅力はこれだけではありません!ここに挙げた以上に魅力的な部分があるのです。

ゴルフで相手の人間性が見抜ける!ゴルフが一番魅力的だと感じる部分

僕がゴルフで一番魅力だと感じる部分は、「相手の人間性が見えてくるところ」です。

例えば、ゴルフをプレイ中にミスしたとします。この時、落ち込む人もいれば怒る人もいます。ミスをしたのにいつもと何も変わらず平常心でいる人もいます。

そういう緊急時の人間性が見えてくるのが面白いです。

特に経営者の方と一緒にゴルフをすると非常に面白い

ご存じの方も多いと思いますが、ゴルフのショットの順番はくじ引きで決めます。この時、企業の一般社員が1番目を引くと「えーっ、1番か」とがっかりします。

でも経営者は「よし!1番だ、いいぞ!」となる場合が多いです。

なぜ経営者が1番を引いて「いいぞ!」となるのか、理由はよくわかりません。ちなみに僕も経営者ですが、がっかりとも「いいぞ!」とも思わず、「あっ、1番か」と思うだけです。

経営者の多くには、何でもトップになるとうれしい性があるのかもしれません

またゴルフはどれだけ少ない打数でホールにゴルフボールを入れられるかを競うスポーツ。経営者は勝負強いのか「これを入れれば勝つ」というような場面で必ず入れます

そういう部分を見られるのも面白いです。

このようにゴルフはその人の人間性などシビアな面が見られる、とても面白い一面があるのです。

例えば、もしあなたが経営者だとして、大きな取引先を決めようとしています。その時、取引先候補をゴルフに誘って一緒にプレイすると、「本当にこの人を取引先相手として信用してもいいのだろうか」がわかるかもしれません。

取引先相手がゴルフでミスした時、ショットの順番のくじを引いた時、「これを入れれば勝つ」という場面の時、その人の「人となり」が見えてくるはずです。

今どきの若い人は「あのおじさんは仕事をしないでゴルフばかりしている」と思うかもしれません。

でもおじさんは遊びではなく仕事が目的でゴルフをしているのです。おじさんはゴルフをしながら人間観察をしているかもしれません。取引先として相手がふさわしいかを見極めている最中かもしれませんよ。

ゴルフは意外と敷居が高くない!手軽に始められるゴルフ

ここまで読んで「少しゴルフに興味を持ってきた」という方もいるかもしれません。

ただそれでも「ゴルフはお金がかかる」「ゴルフは時間がかかる」と感じて、ゴルフを始めるのに躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか。

ゴルフは敷居が高いと思われているスポーツかもしれませんが、意外と手軽に始められます。

まずはゴルフをプレイする時間

ゴルフは1日がかりでプレイするイメージを持っているでしょうし、実際に1日かかるスポーツです。

でもハーフプレイといって通常の半分でコースを回ることもできます。時間にすると2〜3時間程度。これくらいなら「ちょっとゴルフをやってこよう」という手軽な気持ちではじめられます。

例えば、真夏なら早朝にハーフプレイしても、余裕で出勤時間に間に合います。ほとんどのゴルフ場にお風呂とシャワーが完備されているのも魅力。ちゃんとリフレッシュしてから出社できます。

さすがに都内に住んでいると早朝からのゴルフは難しいかもしれません。ただ新潟市なら30分圏内に良いゴルフ場があるので、ジム感覚でサクッとゴルフすることもできます。

次にゴルフ道具

ゴルフを始めるなら、まずはゴルフ道具を一式揃えないといけないですよね。「ゴルフ道具は高い」というイメージがありますし、実際に高いものは本当に高価です。

でもゴルフ道具は中古品であれば、安く手に入れることができます

僕はゴルフを始めた時、クラブ一式をヤフオクで9,800円で購入しました。最初は中古品の安いもので大丈夫。道具にこだわるのは上手くなってからで充分です。

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今回はゴルフについてお話してみました。ただ残念ながら弊社ユニークワンでは、ゴルフを楽しんでいるメンバーがほとんどいません。

現在、ユニークワンでは新しいメンバーを募集中です。「Web広告に興味がある」「地元新潟で広告代理店で働きたい」という方はもちろん、「この記事を読んでゴルフにも興味を持った」という方も大歓迎です!

ぜひ採用サイトを見てみてください。


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