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「ライフ×キャリア」デザイン 自分の人生を自分でデザインできる人を増やしたい

2024年のnote書き初め、遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月1日、石川県能登地方を襲った大地震。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、被災地の方々が1日でも早く日常を取り戻せることを願っております。

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タイトルにも書きましたが、「自分の人生を自分でデザインできる人を増やしたい」
これは私がこの事業を始めてからずっと考え続けてきたことでした。

2023年は東京都が助成金をスタートしたこともあって、「卵子凍結」が話題になりました。また「プレコンセプションケア」という言葉を目にする機会も増えました。

ただこれらの言葉には「産むこと」が大前提にあるように感じて仕方なりません。

なぜか置き去りになっているリプロダクティブ・ヘルス・ライツ

私達は「産む、産まない、いつ産むのか、何人子供を望むのか?」これらを適切な情報提供の元に決めることが出来るはずです。

しかし、この当たり前の情報提供がされないまま、「産むこと」を前提に、卵子凍結やプレコンセプションケアの話が独り歩きしているように感じてなりません。

多くのカップルはこの「リプロダクティブ・ヘルス・ライツ」の考え方を知らないまま、20代、30代になり、妊娠・出産に向き合わないといけなくなっているのではないでしょうか?

その結果、自分自身がどうしたいかを考える時間もないまま、世の中の情報に先導されてしまっている…そんな風に感じることがあります。

特に卵子凍結が一般的になってからはより顕著に感じます

妊活・不妊治療も実はライフプランに関する決断の連続

現在、私は不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療・卵子凍結のご相談をお受けしています。

相談内容は…
・妊活の基本的な知識
・不妊治療全般に対する情報提供
・代替療法に関する情報提供
・不妊クリニックを受診するタイミング
・不妊治療ステップアップの相談
・クリニック転院の相談
・不妊治療と仕事の両立について
・自費診療に関する相談
・治療のやめ時
・妊娠をあきらめるタイミング
・卵子凍結に関する情報提供
・卵子凍結のクリニック選び
等々、本当に多岐にわたります

質問一つ一つは治療に関する知識や情報提供になるのですが、その根本にあるのは、「自分の人生に関する決断」だといつも感じています。

人生プラン、ライフプランが明確な方は、ご相談に来られてもさほど迷いがありません。それは自分の中でゴールとその期限が明確になっているからです。
そのゴールまでの間に何が出来るかを知りたくて、一緒に考えてほしくてご相談される方がほとんどです。

不妊カウンセラーは適切や知識や情報を提供するのが主な役割ですが、同時に生殖において、どのようなライフプランを考えているのかも一緒に考え、その中でどのような選択肢があるのか、提示していく必要があるのではないかと考えています。

「自分の人生を自分でデザイン」することを考える場を提供していきたい


卵子凍結を考えている人、これから妊活を始める人には、まずはどのような未来を描いているのか、自分の人生プランを書き出してみてほしい。

また、妊活や不妊治療に行き詰った場合も、ぜひ自分の人生プランを再度考えてみてください。

人生プランを描いても思い描いた通りの人生が歩めるわけではありません。それは私自身も痛感しています。

それでもベースとなる「人生プラン」があれば、そこから変更して新たな人生プランを描くことが可能です。

2024年は、妊活・不妊治療・卵子凍結に関する情報提供はもちろんのこと、その手前の段階である、「自分の人生を自分でデザインする」ことを考える場も提供していきたいと考えています。


臨床検査技師のキャリア支援プロジェクトに携わっています。
現在そのプロジェクトでクラウドファンディングを行っています。

主旨に賛同いただけましたら、ご支援いただければ幸いです。

こちらのプロジェクトの話もまた綴っていければと思っています

#note書き初め


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