こだわらない
「自分にとって大切なこと」
これがもし、無くなってしまったとしたら?
それが大切な人で、手酷く裏切られたとしたら?
誰かに奪われたら?
壊れてしまったら?
傷つけられたら?
きっと深く悲しむだろう。
あるいは腹をたてるかも知れない。
さらに酷いと、自分が死ぬことを考えたり、だれかに復讐を企てることもあり得る。
どうせ100年もすればどんな人も死ぬ。
もはや何も感じることは無い。
子や孫が大切だったとしても同じで、150年もすればその対象はいない。
人類が大切だとしたら?
それでも歴史が出来てたった数千年、人が出来てたった数万年。
数十万年後に人類がいるのか、それは確かではない。
他の生物の為だったとしてもそれは同じだ。
数千万年もすれば、たいていその生物はいないだろう。
地球も太陽もいずれなくなる。
宇宙と呼ばれるものも、あるいはいずれ・・・。
本当に大切なことなんて何ひとつ無い
目に入れてもいたくない末娘。
わたしが数カ月かけて9割方完成させたジグソーパズルを、台から落としてバラバラにしました。
それまでに何回も「お家で走ったら危ないよ」と注意したのですけどね。
そのまま転んで死んだふりをしている娘を見ながら、書斎にて
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