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№5179:何故、スモールジムには良いお客さんが集まるのか

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

毎週、土曜はいただいた質問にお答えしていきます。

【今週のご質問(お悩み)】
「遠藤さんは『一般的なフィットネスクラブよりスモールジムの方がお客さんの質が良くなる』といわれています。その理由を教えてください」

【私の考え方】
理由は幾つもありますが、3つほど挙げます。

1つはスモールジムが「私たちはこういうサービスをします」ということを明確に打ち出しているからです。

併せて「そのサービスを提供するのは私です」ということも明確に打ち出しているからです

この2つの掛け合わせによってお客さんは「こういうジムなんだな」ということを事前に把握して「体験」に来られます。

この事前把握により「ジムにあったお客さん」が絞り込まれます。

一般的なフィットネスクラブが訳のわからない「割引キャンペーンだけ」を訴求して、「安さ」に反応した人を全員入会させているのとは大違いです。

2つは「ジム側がメンバーを選べるから」です。

私はこの必要性をずーっと言い続けてきました。

もはや「お客さまは神様」ではありません。

スモールジムには「入会前」に必ず「体験会」があります。

ここで「メンバーとして不適」と感じれば、相手が入会を選択しない方向に誘導することが可能です。

「事前把握」との二段階でジムに合ったお客さんと出会うことができるのです。

またスモールジム協会がやっているように「こういう方にはおすすめしません」ということを明示しておけば、合わない人を事前にブロックすることも可能です。

もちろん完璧とはいきませんが、これらにより高確率で「不適切なお客」を避けることが可能になります。

3つは「料金制度を1回いくら」にしているからです。

(数日前のnoteにも書きましたが)一般的なフィットネスクラブは「使ったら使っただけお得」という料金制度で常連客を「使い放題」にさせています。

こんなことをやっていれば常連客とかヘビーユーザーが身勝手化していくのは当然の成り行きです(もちろん全員ではありません)。

百貨店等で考えればわかりやすいと思いますが、「常連客」、つまり「ロイヤルカスタマー」というのは「多くの買い物をしてくださった人(多くのお金を支払ってくださった人)」です。

一般的なフィットネスクラブはこの逆をやっているのです。

スモールジムは「サービスと価格」が常に対等な関係にありますから、その価格内で最大の価値提供をすることで「損得感情で動くお客さん」を育成することがありません。

と3つ理由を挙げましたが、その中心軸は「関係性」です。

スモールジムはお客さんとの「より良い関係性」をつくります。

それが上質なお客さんが集まり、増えることにつながっていくのだと思います。

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