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№5337:自分の会社が売られてからジタバタしても遅い!

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、フィットネス業界企業による事業の売却が相次いでいます。

もしかするとこういうことはM&Aと呼ぶのかもしれませんが、事業の積極的買収というよりも、売却ありきで、それを買っているという印象です。

もっとも全然事情に詳しくなく、かつほとんど関心がないので、間違っていたら申し訳ないです。

いずれにせよ「自分の会社が売られる」ということは、私が独立した2007年当時から言ってきました。

このことは当時のセミナー等に出ていた方には理解いただけると思います。

「皆さん、親会社が大企業だと安心しているようですが、今後は親会社が大企業で業績が悪いところから次々に売られていきますよ」と警告していました。

同時に「売却される可能性が低いのはオーナー系企業と、大手でも株主対策をきちんとしている企業だけです」とも付け加えておきました。

セミナーでは具体的な会社名も挙げておきましたが、ほとんどその通りになっています。

ちなみにこれは新コロ禍前からそうなっていました。

その流れが新コロ禍によって一気に加速したわけです。

私は予想屋ではないので、予測の精度をどうこう言いたいわけではありません。

これは「明らかにわかっていたことだ」ということです。

だから当時の私は「準備をしておいた方がいいですよ」ということをお伝えしていました。

が、「準備していた人」はごく少数でしょう。

何故なら、準備していたとすれば「とっくに辞めて、オリジナリティのある行動を取っているから」です。

現在、多くのフィットネス業界企業では自社の明るい未来を見出すことができない状態で、まったく戦略性に欠ける施策と過酷な労働環境を従業員に強要しています。

こんな状況に従業員の多くはやる気を失い、精神的に追い込まれています。

こんな状況に対して、私が声を大にして言いたいことは「追い詰められてから辞めても遅い」ということです。

「嫌だから辞める」「辛いから辞める」といった受動的な理由でははうまくいきません。

こういう人は状況にコントロールされています。

そうではなく「自分の未来は自分でコントロールするもの」です。

これは「買収された会社の従業員」も同じです。

今後、人間関係や企業文化、やり方といったことにおいて「嫌なこと」「不愉快なこと」「違和感があること」が続出するはずです。

その状況を受けて「辞めようかな」「転職しようかな」ではうまくいきません。

繰り返しますが、こうなるのは「わかっていたこと」です。

「今、本当にやるべきことは何か」を真剣に考えない限り、このような「権力に振り回される人生」「権力にコントロールされる人生」が続くだけです。

1回しかない人生がそれでいいのか。

それが「自分の人生」と言えるのか。

私は「冗談じゃない」と思います。

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