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№5725:「家庭第一」でも「我慢の連続」では困りもの

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、昨日の「夫婦関係の話」の続きです。

ちなみに以下内容は今から約9年前の2014年 5月 16日に書いた「人間生活の基本は家庭」というブログとほぼ同じです。

私は「人間力」を見る上で「家庭」が大きな指標になると考えています。

「家庭」については、大前研一氏が著書に記されていた以下の言葉に大切なことが詰まっていると思います。

「自分のつくったものの中で、もっとも重要なのは家庭だと考えています。家庭はいちばん基本的な単位ですし、つくりあげる個人の価値観がもっともはっきり反映してくる場所だと思います。家庭がうまくいかないということは、結局、私自身の人間性が全面的に否定されているように思えます。自分の結婚生活を振り返ってみると、現実には子どもたちもいろいろ手がかかったし、そんなにうまくいくことばかりではありませんでした。しかし、逆に言えば、それはうまくいくようにする余地があるということで、私にとっては試練だといえます」

データから見ても結婚生活がうまくいかなかった家庭は相当数あります。

念のため言っておくと、各家庭には様々な事情があるので「うまくいかなかったこと」を否定するものではありません。

ここでのポイントは大前氏の記載通り「家庭はいちばん基本的な単位であり、個人の価値観がもっともはっきり反映してくる場所」ということだと思います。

記載の通り「うまくいかない」ということは「うまくいくようにする余地がある」ということです。

仕事なら当然そう考えます。

ところが夫婦関係のように、そもそも他人同士の関係性で遠慮がなくなってくると「どうやったらうまくいくか」ではなく「こんなことではやっていけない」と考えるようになります。

そうなったら、もう相手の嫌なところしか見えなくなります。

大前氏は「試練」と言っていますが、それを乗り越えていくことで双方に相手を思う気持ちとか、気持ちの余白のようなものが生まれてくると思うのですが、いかがなものでしょうか。

その一方で・・「試練の連続(我慢の連続)」でも困ります。

先般、おそらく65歳~70歳くらいの夫婦がデパ地下で買い物をしていましたが、旦那は一挙手一投足のすべてに文句を言われていました。

挙げ句の果ては「なんでそんなところに立ってるのよ!」。

ウケる!

また別の場面では同じく65歳~70歳くらいの夫婦が自転車で信号待ちをしていました。

で、こちらは旦那が奧さんに「もっと端に寄れ!」と命令していました。

が、奧さんは顔も見ずに無視し続けていました。

怒った旦那が命令を続けるのですが「ガン無視」です。

こちらもウケる!

まぁ、よくある光景ですが、あんな関係で楽しいのですかね。

こんないがみ合いながら生きるのであれば、お互いが新しい人生(老後)を始めた方がいいと思います。

「家庭第一」でも「我慢の連続」では困りもの。

私はそうならないように夫婦円満でいこーっと!

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