№5463:経営者やリーダーがウダウダ悩んでいるのは「迷惑行為」
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、私はこれまで「悩むのではなく考えろ!」と言い続けてきました。
この「考えろ!」というのは「解決策を考えろ!」ということです。
「解決策」という一点に向かって考えること。
ひとりでうんうん唸りながら考え込むことではありません。
「解決策」というゴールに向かえば必然的に「誰かに相談する」という行為行動に出るはずです。
私が「悩んではいけない」と考える第一の理由は「不安の伝播」にあります。
悩んでいる人は例外なく「不安」に見えます。
で、この「不安感」は相手を「不安」にします。
最悪なのは経営者やリーダーが「不安そう」にしていることです。
部下スタッフ等の大半は経営者やリーダーの顔色を見ながら行動していますから、その対象が「不安そう」にしていれば、その「不安感」は間違いなく伝播します。
これは「汚染」です。
「不安は汚染する」のです。
が、悩んでいる人はそういう発想にならないのか、恥ずかしいと思っているのかわかりませんが「相談する」ということをしません。
または相談しても「相談する相手」を間違えていたりします。
「相談する相手」は基本的に以下の3要件を満たしている人です。
①長年に渡って、自分が目指す分野において結果を出し続けている人
②常に自己成長を続けている人(人生がより良くなっている人)
③常に人格を磨き続けている人
こうやって相談する相手を間違えたり、相談しないでいると、徐々に心が病んでいきます。
これが悪化すれば精神的な疾患になるし、人によっては自分が被害者のような感情になります。
このことは世の中の事例が証明しています。
もちろんなんでもかんでも相談すればいいというわけではありません。
「自分はこう思う」というところまでは考えることは必要です。
ただし、それには「日々の学びの積み重ね」が絶対条件。
具体的には毎日1~2時間の学びです。
その集積がなければ、どれだけ考えたところで悩みが深くなるだけで時間のムダです。
私は「悩む」という概念をこの世から消したらいいと思っています。
とにかく「具体的な解決策を考える」。
そして「解決する」。
経営者やリーダーがウダウダ悩んでいるのは「迷惑行為」です。
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