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№5130:「目標」や「やりたいこと」がない人へのアプローチ

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

毎週、土曜はいただいた質問にお答えしていきます。

【今週のご質問】
「組織やチームの中に目標がないという人や、やりたいことがないという人がいます。このようなタイプの人にどのようにアプローチすべきと考えますか?」

【私の考え方】
この質問はおそらく100回くらいされていると思います。

それだけ「目標がない人」や「やりたいことがない人」が多いのでしょう。

これに対する私の回答は決まっていて「目標がないのが普通」「やりたいことがないのが普通」ということです。

世の中の成功法則の常識は「明確な目標があること」であったり「やりたいことを見つけよう」的なものであったりします。

が、このようなことを実行できるのはごくごく一部の人たちだけだと思います。

でも、どういうわけかそれが「成功基準」になっている。

それによって「そうではない大多数の人たち」が苦しむのです。

そもそも「部下スタッフにやりたいことがない」と嘆いている上司に「やりたいことがあるのか」という疑問もあります。

私自身を振り返っても「とにもかくにもまずやりたいことがある」という状態になったことはありません。

とはいえ、例えばFBL大学は「やりたいこと」でした。

ではこれがどこから出てきたかといえば「その前の実績や経験」からです。

そこに至るまでにクラブ運営をしたり、コンサルティングをしたり、セミナー講師をしてきたことから「これならできるかもしれない」というものが生まれてくるのです。

で、クラブ運営やコンサルティングやセミナー講師というのが、どこから出てきたかといえば、こちらも「その前の実績や経験」からです。

こうやって「結果を出す(=誰かの役に立っている)→もっとこれができるかもしれない」を繰り返してきました。

肝心なことはこのようなプロセスを通じて「目標」とか「やりたいこと」とか「自分に合っていること」がわかってくるということです。

そして時間軸の中でそういったことが漸進的に強化されていきます。

先に「FBL大学はやりたいことだった」と記しましたが、これも49歳で出会ったものです。

56歳で出会ったスモールジム協会もまったく同様です。

過去にやってきたことの中から未来が生まれています。

それも時間をかけながら。

少なくとも私はそういうイメージです。

なので・・「目標」とか「やりたいこと」の前に「今を全力でやること」だと思います。

それができなければ、残念ながら未来は生まれないと思います。

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