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№5331:「学び」は「ビジネスを良くするため」ではなく「人生を良くするため」にある
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、私は自身がFBL大学という実践コミュニティを運営する一方で、幾つかのコミュニティに所属して学んでいます。
そこで信用できる講師の方(主宰者)が「学びを1年とか2年でやめていく人がいるが、大丈夫なのか・・と言いたくなる」といわれていました。
その方曰く「学べば学ぶほど効果が上がるのに」とのこと。
私もまったく同感です。
FBL大学でも全体のごく少数ですが、1年とか2年で学びをやめていく人がいます。
私は同じように「大丈夫なのか」と思います。
というか、大丈夫ではありません。
ショボい結果が続くか、仮に今は結果が出ていても、そのうち出なくなると思います。
もちろん、その本人が「私より成果が出ている」というのならわかります。
が、(精密に確認したわけではありませんが)そういうことはまずありません。
おそらくですが、こういう人は何をやっても物事が続かないのだと思います。
転職を繰り返す。
仕事内容がコロコロ変わる。
ビジネスパートナーが安定しない。
コミュニティを転々とする・・といった具合に。
私が「学びをやめてはいけない」という理由は「学びの本質」が「人生の土台を固めることにある」と確信しているからです。
したがって、「学び」は生涯続けるものです。
「ここらで卒業」とか「もう歳だから」という理由は存在しません。
存在するとすれば、それは「良い人生にすることを諦めた」ということでしょう。
たまに「時間がない」とか言い出す人がいますが、私は「見込みなし」と見切るようにしています。
私からすれば短期的にマーケティングを学ぶとか、ビジネススクールに行くというのは「必要なこと」ではありますが、「学びの本質」とは思いません。
社会人における「学びの本質」は「人間力」「ビジネス力」「思考力」の継続的向上にあると私は考えています。
だからFBL大学ではこの3つの講座をしつこく繰り返しています。
しかし、多くの人はそうは考えません。
「知識をつけること」や「ノウハウを知ること」が学びだと思っています。
故に表面的な知識を得たり、自分にとって都合のいいことだけをつまみ食いするといったことになります。
これでは「良い結果」は出ません。
逆から言えば、だからやめていくのでしょう。
結果が出ないから「もっと結果が出そうなところへ移ろう」とか「もっと自分が評価してもらえるところへ行こう」と考え出すのです。
「学び」というのは単に「ビジネスを良くするもの」ではありません。
「人生を良くするもの」です。
それも「末広がり」に。
だから、学びをやめていけないのです。
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